昨日、栃木県から(東京より遠いんちゃうかな)高速道路を飛ばしてお客様が1件来ていただきました。
定休日ではありましたが、そんなに遠方より来ていただいては、店を開けないわけにはいきません。
不慣れな土地で、道に迷われながらですが、何とか到着されました。よかったです。
色々と見ていただいて、結構迷われましたが、1振り買っていただけました。
(このお刀を購入して頂きました)
ご友人の方でお刀に少し詳しい方も一緒に来ていただきましたが、整備をした状態でこの価格にちょっと驚いておられました。
昨日は、定休日だったため、整備中の刀が抜き身で並ぶ中での対応となって、ちょっと驚かせながらになりましたが、、がちゃんと整備を行っているのが見ていただけて良かったと思います。
ただ、こんなにも遠くから見に来ていただけるのは、当店どうと言うよりも、日本人の男の子の血の中に、「日本刀はかっこいい!」と言う気持ちを誰もが持っているからだと感じます。
私は少なくともそうでした。
毎月、お参りしていた、石切り神社で参道に有った河内守国助の刀剣店の前の陳列棚に飾ってある日本刀を見るのが、私達には、お参りよりも楽しみの第一でした。
河内国平刀匠らの母上が長くお店を守っておられましたが、無く成られてから、店も閉まったままで、寂しくなりました。
あの店の店先で、目を爛々と輝かせていたのが、子供の頃の、私と兄でした。
兄が就職して1年も経たない頃、あのお店で刀を購入しました。
私も負けじと、堺市にある「むさし屋」さんで最初の一振りを買いました。
日本男子であるならば、一家に一振り日本刀!
大変な長寸に、重ねしっかりの豪刀です。
まともに振って使える人の方が少ないと思います。
若くて力自慢の剣士をお待ちしています。