今日は、刀剣商の市が有って、スタッフの一人と一緒に行って来ました。

 

 いずれは、スタッフだけでも行ってもらえれば、私はもっと自由に動ける様に成ってくれると有難いと思い、時々スタッフも連れて行っています。

 

 今日もやや高額に成ったのですが、しかし、今日は、大変珍しいお刀が手に入って、なかなかに満足な結果と成りました。

 

 それは、武山義尚刀匠のお刀で、72.4㎝の長刀です。

 

 武山義尚、本名、武山勲。関市長住町。元陸軍受命刀工。陸軍軍刀技術奨励会入選。明治41年生まれ。強靭な刀の製作に心血を注いだ刀匠です。


 昭和16年の、新作日本刀展覧会では、第二席(準國工)に指定され、昭和17年の栗山彦三郎先生による現代刀匠の暫定位列表でも、上工の列、大業物、関脇格に指定されるほどの高い評価を得ておられた刀匠です。

 

 私も長年使っていて、その頑丈さと斬れ味を実感している刀匠です。

 

 同門の方にも、何振りも販売して来ましたが、はずれは一振りも無く、全て竹でも畳表でも、スパスパ斬っておられます。

 

 ただ、今までで、最長のものは、70㎝程度の物しか見た事が無かったのですが、72.4㎝とほぼ、2尺4寸の物は初めて見ました。

 

 実用刀剣としての個体性能は、最高クラスなのは、自信を持って言えるお刀が手に入ったのは何とも心強い限りです。

 

 体験として実績を見ているお刀は、信用できます。

 

 現状は、柄巻きが今一つで多少の工作は必要と思いますが、自信を持ってお勧め出来る刀が手に入った事は、、一人ニンマリしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、伝○○と言うのはあまり信用しません。

なので書きませんでしたが、伝備州長船助包との事です。

確かに時代物の備前物らしく、地肌鮮やかで、刃中の働きも良い刀なので、さもありなん。

と思います。

「保存」を取るのは簡単ですが、半年の時間と多くの経費を使うのは、販売価格を上げるので、避けたいと思うのですが。

【美しく、斬れ味抜群】「無銘」70.6cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!