今朝、一足の雪駄を下しました。
私は、年間の八割は、作務衣若しくは、着物に雪駄を履いて過ごしています。
家族からは変人扱いされますが、日本の服は縛られなくて楽なんです。
冬、足袋を履いて過ごす時期は、蛇革雪駄を履いている事が多いです。
軽装履きでは有りますが、好みとしては、革底の雪駄が好きです。
しかし、最近は、全天候型のアメゴム底の雪駄も良く使う様に成りました。
革底と違い雨の日でも履けますし(革底雪駄は雨の日に履くと、底の革が伸びて剥がれてしまう事が良くあるので)、地下鉄の階段ですってんころりんする事も有りません。
ただ、今回は、久々に革底の雪駄を買いました。
ただ、ここで一つこだわりが有ります。
雪駄に詳しい方はご存知かと思いますが、雪駄の踵部分には、馬蹄金具或いは、三角プロテクターが付けてありますが、私は、三角プロテクターの雪駄が定番なのです。
一般的に言うと、馬蹄金具(U字型の刺さっている金具)の方が多いのですが、耐久性がかなり違うので、三角プロテクター大好きです。
ただ、欠点は、Pタイル等の上では、非常に滑りやすい事です。
それと、歩いていると、ややうるさい事です。
水分のある時に地下鉄に乗ると非常に良く滑ります。
カチカチ大きな音も成るので、ちょっと目立ちます。
しかし、耐久性はかなり良いですよ。
いざと成れば、すり減った革の上に革の端材をくっっけたり、鉄製の三角プロテクターを取り替えたりも出来ます。
ま、軽装履きなので、根本的に革底を張り替えるのは難しいですが、いろんなことをして補修すれば、何年も使えます。
今回は、何年持ちますかね。
大阪新刀の祖ともいえる、河内守国助、初代と鑑定された一振りです。
なかなかに身幅広く、重ねの厚い一振りです。
もったいないとは思いますが、何より大変健全なので、実用に使ってもかなり耐久性も有り長く使えると思います。
【大坂鍛冶の祖】「無銘」河内守國助 初代 71.2cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!