昨年六月に次の様な記事を書いていました。

 経木で締めるのが苦手な人には、簡単ですが有効なので、皆さんの参考にそのまま載せます。

 この記事が自動で投稿される頃には、大阪に居ないと思います。
 
 申し訳ありませんが、土日と奉納演武で遠征です。連絡が付かないと思いますが、ご容赦願います。


 最近、柄内のガタツキを締めるのがずいぶんと成れました。
 先日も、柄作成の依頼を受けたお客様のお刀を、「少し締めれば、このままでも使えますよ。」と送料だけ頂いて、サービスでガタツキを無くして差し上げました。

 縦のガタツキでも、横のガタツキでも、ポイントを探して、経木を貼り付け、どんな柄でも大抵は、カチカチに締める事が出来値様に成りました。
 しかし、自分の刀はと言えば、写真のとおり、チラシを切った物を丁寧に巻いて、養生テープで止めてあるだけです。
 正直、5分で出来る修理方法ですが、実用上の問題は全く生じていません。
 紙なので、経木以上に微妙な調整が出来て、厚みが変わる事が無いので、後日、更にガタツキが出ても、簡単に再修理が可能です。
 あまり巻き過ぎると、柄を割る事が有りますので、最初は少し薄めに。ガタツキ具合を見ながら、良い所を探します。
 稽古に行く前、10分あれば十分できます。
 「近頃、柄がガタついてきたな。」と思ったら、一度試してください。


鍔は、車のボディを斬り抜いて作った手作りです。









 長さは十分ですが、樋も有って非常に軽く、扱い易いお刀です。
 あまり太い竹には勧めませんが、刃が大変良く立っているので、畳表の試斬には十分使えると思います。

【樋鳴り良し】「無銘」 71.2cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!