走り納めツーリング | オートバイ乗りの書斎

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東京下町。24年目に入った筋金?入りのカタナ乗り

昨日、無事に今年の仕事を終えた。
午後2時からの忘年会の盛り上がりはまあまあといったところで、終了と同時に早々に自宅へと向かった。

昨晩は心に何かがつかえた感じで落ち着かないままベットに入った。そのわけは何となくわかってはいるのだが、自分自身に対しても深く考えないように言い聞かせているのだ。

朝8時に起きて、ゆったりとシャワーを浴びて簡単な着替えをタンクバックに詰めこんで下町の自宅を後にした。
キンキンに冷えた朝の空気と雲一つない抜けた空は、いつもの走り納めの風景と変わりがない。気温はきっと10度を大きく下回っていることだろう。

最寄りの首都高ランプから上がり3号線を経て東名高速道路へ。
交通量は思ったより少ない。
走り出してしばらくすると、寒さで体温が奪われてゆくのがわかる。
海老名サービスエリアで休憩。
オートバイ乗りはまばらだ。

新東名へルートをとって新清水で高速を降りる。少し前から鼻水が止まらず、信号待ちではくしゃみの連発だ。だいぶ身体が冷えてしまったようだ。
年々、カタナに乗り続けるのが体力的にしんどくなってくるのを感じている。
でも、おりるつもりはない。
何歳になってもオートバイ乗りであり続けること、カタナ乗りであり続けること。人に話すようなこだわりではないが、俺にとってはとても重要なことなのだ。

国道1号のバイパスはとても単調で、走っているのが億劫になる。ましてやこの寒さだ。あいかわらず鼻水は止まらず、ヘルメットの中でくしゃみの連発だ。

15時。静岡県の掛川市に到着。山内一豊の掛川城で有名な地方都市だ。



夕暮れ時のひと時、上空を無数の鳥たちが群れをなして、旋回していた。
何かのサインなのか。



駅前の焼き鳥屋で一杯やるも、相変わらずの鼻水のくしゃみのため、30分ほどで退散しホテルへと戻った。