エンプロのおちくぼ見て来ました(三ヶ月前に)。
平安時代に書かれた落窪物語をベースにした作品。
時代物ではあるが非常にわかりやすく面白い作品だった。
シンデレラにあたる落窪姫と魔女(…にはあたらない)阿漕との二人の葛藤や成長がお話のメイン。
エンプロらしい巧みな台詞回しで話がどんどん進んでいく。ドタバタしてるように見えてきっちり原作をなぞりつつ、きっちり管理されている辺りがさすが。
梅津学さん演じる北の方(継母)がやたらデカくて黒くて強そうでナイスキャラだったが、
真に恐ろしかったのは長さん演じる阿漕が繰り出した全力のビンタ。
バラエティ番組でもそうは見ないだろう勢い。
なんでも千秋楽では余りの痛みと恐怖に、殴られ役の楽太郎さんが思わず本番で避けてしまったとか…笑
現代風というかファンタジー風にアレンジされた衣装が凄く素敵だったし、その衣装を着た役者さんたちの影が照明でセットに映し出された影もとても綺麗だった。
終演後に脚本の遠藤さんがわりと細かく原作からどのようなアレンジと演出をしていたのかをブログにまとめていたのがとても面白かった。
個人的には作者による作品語りは読むのが楽しみでとても好き。