梅雨の季節、健康の大敵が「湿邪(しつじゃ)」です。
「湿邪」は、特にからだの下の方に痛み、重だるさ、腫れ、むくみなどの原因となります。ふわふわ移動する春の「風邪(ふうじゃ)」とちがって、ぺったり貼り付くイメージです。
伝統中国医学の考えでは、
湿+寒 → 痛み、 湿+熱 → 痒み と言われています。
なんとなくイメージできるでしょう?
湿邪対策は、体の内と外、両方で考えましょう!
★部屋の除湿。
目安は、湿度60%と言われていますが、私には55%以下
が快適に感じられます。
★体の表面(皮膚や髪の毛)を濡れたままにしない。
雨に濡れないようにする。濡れたら、すぐに拭く、乾かす、着替える。
運動や入浴後も同様。
入浴や運動で気持ちいい汗をかく。WALKINGなど軽い運動でOK。
睡眠不足は、むくみや便秘の原因になるので、よく眠る。
よどんだ液体を洗い流すイメージで、常温の水を少しずつ飲む。
乳製品、脂肪の多い肉、揚げ物、甘い物、パン、パスタ、バナナなど
(☞ べとべとした食べ物が多いですね。)
また、胃腸が弱る時期なので、冷たい物や生ものの食べ過ぎも避けた方
が良さそうです。