【 一瞬で蘇るお母さんの思い出 】
荷物を送ろうと、佐川急便営業所に行ったら。
またまた荷物を持ってきた70代半ばの女性が
話しかけてきました。
.
「その洋服、着物ですよね。」
「はい、黒留袖からリメイクしました。」
「うちには母の着物まであって。
大切にしまってあるけど、
どうしたらいいか迷っていてね。
.
リメイク、いいわね!
すごく素敵!」とおっしゃいました。
それはそれは笑顔で、とても嬉しそうです。
.
そうか、この女性は
普段は忘れていたかもしれないけれど。
.
ずっとタンスにしまってある
母親の着物の事が、心の奥底で、
ずっと気がかりだったんじゃないかな。
.
明治や大正のいい着物があっても、
古くてシミや匂いがあって、
なかなか手を通すこともできないしね。
.
でもお母さんの思い出が詰まってたりして、
捨てるに捨てられない。活かしきれない
申し訳ない気持ちもあるでしょうし。
.
(リフォームするか、しないかは、
また別の話なんだけどね。)
.
私の留袖リフォームジャンバーを見て
お母さんの着物を思い出し、
.
『もし、リフォームできたら』って
前向きなイメージが湧いたんだろうな。
.
荷物を出し終えても、なお、
楽しそうに話しかけてくれたから。
.
私は日本の古くて良い物を大事にしたい
と考えているし、SDGsの観点からも、
着物のリメイクや昭和の鞄なんかを
愛用しています。
.
着物リメイクは、
自分が楽しんだらいいかな、
と思って着てたけど。
.
見るだけで
昔の幸せな記憶を思い出して、
明るくなった人がいて (^^)
.
SDGsやサステナブル、って
心を動かすことなんだな。
.
何だかちょっといい事したかも、
な気持ちになった休診日です。
ポチっとおしてね↓
■富永喜代プロフィール
ーーーーーーーーーーーーーー
医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。
富永ペインクリニック院長。医学博士。産業医。
465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、
FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、
(通常1日2人のところ)1日平均12人、
2万人超の臨床麻酔実績を持つ。
YouTube 総再生回数 5900万回突破。
チャンネル登録者数 26万人。
SNS総フォロワー数 42万人。
経済産業省
『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を
委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして
注目されている。
確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」
TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」、
などのテレビ出演多数。
肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、
累計 98 万部の著者である。