私は愛媛の 開業医で、
もうすぐ ミリオンセラー作家で、
6200万回再生の YouTuber で、
VRクリエイターやってます。
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一見、バラバラで凄そうだけど。
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実は、これらは全て、
女性がゼロから築き上げられる
祖母のたこ焼き屋理論でできています。
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かつて昭和の時代は、
転職とか複業を持つことよりも、
1つの専門に特化した方が価値があって。
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野球でも、
内野も外野もできる
『ユーティリティープレイヤー』は、
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「使い勝手がいい」という意味から、
選手を軽視したネガティブな
意味合いも含まれていたりするのね。
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だから、医師なら医師だけがいい、
他のことチャラチャラやってるのは
二流だ、とかですね。
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色んなこと言われたりします。
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でも、
なぜ私がマルチで同時進行で
仕事を進めるかというと、
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漁師町で戦争未亡人になって、
たこ焼き屋を始めた祖母が、
”弱者がゼロから1を創る商売”の
いろはを私に教えてくれたからです。
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10歳の頃。
たこ焼き屋と駄菓子屋をやっていた時、
祖母が
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「商売の基本は、
定番商品と季節商品の組み合わせ。
常に二本立てでいくこと。
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通年の定番商品は駄菓子屋で売って、
冬はたこ焼き、夏は綿菓子、
季節商品を織り交ぜて商売しなさい。
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定番商品は、
日々の日銭が途切れないように
鉄板中の鉄板を選ぶこと。
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そして、1年を見れば
その季節にしか売れないけど、
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その季節になれば欲しくなる物を
季節ごとに繰り出していけば、
1年の売上はたつから。」
と教えてくれました。
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定番と季節商品の組み合わせ。
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50年前から。
徳島の田舎の漁師町にある
小さな駄菓子屋で。
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おばあちゃんと小学生の孫娘が、
定番と季節商品を考えて、
顧客のニーズを満たす戦略を
練っていました。
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冬の漁師の体は冷える。
すぐに食べられて温かい食べ物。
原価率と廃棄率が低いという事で
たこ焼き屋を始めた...。
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後ろ盾なく何も持たない女性が
世の中で生き残るには、
命綱は1本では心もとない。
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だから、複数の保険をかける。
私にとってマルチな働き方を
実践するのは当たり前のこと。
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昭和のように、
皆が好景気の恩恵を受けられて、
1つのことを極めれば良かった時代は終わった。
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だって、
どの業界だって既存のやり方では
人口減少とともに衰退が見え隠れ、
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円安、国際化、DX、
多角経営を迫られる時代です。
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定番×季節商品。
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私の場合なら、
主業の駄菓子屋が開業医に置き換わり、
”たこ焼き”が”YouTube”になっただけ。
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一本で勝負できるのは強者の戦略。
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価値観が多様化した今を生きる
自分が強者でないのなら。
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定番を1つ、しっかり握って。
そのうえで
時代にあったオリジナリティー高い
季節商品を繰り出す。
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三つ子の魂百までも、
じゃないけれど。
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ばあちゃんの商売の基本は、
今でも、十分、役立ってると思うよ。
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ありがとう。
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■富永喜代プロフィール
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医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。
富永ペインクリニック院長。医学博士。産業医。
465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、
FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、
(通常1日2人のところ)1日平均12人、
2万人超の臨床麻酔実績を持つ。
YouTube 総再生回数 5900万回突破。
チャンネル登録者数 26万人。
SNS総フォロワー数 42万人。
経済産業省
『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を
委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして
注目されている。
確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」
TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」、
などのテレビ出演多数。
肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、
累計 98 万部の著者である。