【 ババアが性の話をするな！】
分かるんですよ～ (*^^)v
そりゃ、50超えたババアよりも、
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20，30代の若くて綺麗な
セックスセラピストの方が耳障りもよくて、
読者さんに受けて、心も体も癒されるって。
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『ババアのくせに性の話、気持ち悪い』
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今日も、SNSで浴びせられる罵声を
しなやかにかわして、パワーに変えて
生き抜いておりまする。
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（剣道で言ったら、相手の面を堪えて
引き胴で勝つ、みたいなｗ）
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なぜこんなことを書いてるかというと
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性の悩みは“若い人”だけのものではなく、
性の話は“若い人”だけが語るものではない
と考えているから。
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何歳になっても性的な魅力を持ち続けたい、
性的な存在でありたいと思う気持ちは、
とても自然なことで。
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お手入れして磨きをかけることは、
人生100年時代の心と身体の健康に
とても大切だと考えています。
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一方で、日本には
『女性は若い方が性的な魅力がある。
女は40を越えたら終わり。』などの、
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女性の若さ信仰がありますよね。
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若い時は、チヤホヤして褒めそやし、
年齢を重ねたら、
有無を言わさず抑圧してくる。
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それは、日本が島国で、
他国からの侵入が少ない
農耕民族だった名残ではないか、と
考えられています。
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すなわち、他民族が
子供を産める若い女を強奪に来る
リスクが少ないならば、
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農耕で定住して、自分の嫁を
家の中に囲っておく方が安全です。
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そして、子供が産めなくなって
働けず、食い扶持だけ必要なら、
姥捨て山ですよね。
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他民族の襲来がない状況下なら、
従順で序列遵守、子孫繁栄を求め
絶対に若い女性を取ります。
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”かわいい” を尊重します。
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しかし、もし、
襲われるリスクがあるなら。
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(例えば、アフリカ大陸ね。
陸続きで多民族が攻防していると)
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定住は危険で（ましてや木の家）、
いつでも逃げられる住居、と
強い足腰、生き延びる知恵が必要です。
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どこの山にどんな食べ物があって、
どこに大きな川があるとかの地理、
薬草や病気の手当てから暮らし術、
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戦禍を生き延び、
他部族の弱点や戦術を覚えている、
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古い言い伝えや歴史を聞き、
生きる逞しさを備えた、
男性より長寿で過去の戦歴を記憶した
女性の知恵が尊ばれます。
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「女性は若い方が性的な魅力がある。
年を取ったら女じゃない。」
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と考えるのは、
子孫繁栄のみに女性の価値観を置き、
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大切な知恵や生きる術を
価値なしと切り捨てることです。
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私は更年期後半で、
もう子供は産めませんが。
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11坪7人家族のたこ焼き屋だったから、
貧困、僻地、ジェンダー差別、
不倫、DV、人生のいろんな辛い事、
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医師としての知識、経験、
患者さんを通しての性や人生の悩み、
数えたらきりがないくらい。
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悪いけど、おばちゃんは、
若い子にはない知恵は持っています。
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だから、SNSのババア攻撃が来ても
『悪いわね~。おばさんが
性の話なんかしちゃって。』
って、胸張って言えます。
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今の日本は、
平均寿命が延びました。
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子供を産んで、育てて、更年期で
そろそろお迎えが来る、なんて
ライフスタイルじゃありません。
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誰も経験したことがない
人生100年時代を生きる
人類未踏の世界です。
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未踏の地を生き抜くには、
きっと、いいえ、必ず
おばちゃんの知恵が必要になってきます。
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いまだに子孫繁栄だけを追い求める
古い価値観の人も中にはいるようですが。
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インターネットが発達した今。
情報が村基準から世界基準になってきて。
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そんな人達も、今まで死守してきた
かつての常識が通じない事に、薄々、
気づき始めているんじゃないでしょうか。
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そんなことを考えながら、
今日も、SNSの罵倒を
ひらりとかわしておりまする♡
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■富永喜代プロフィール
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医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。
富永ペインクリニック院長。医学博士。産業医。
465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、
FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、
（通常１日2人のところ）１日平均12人、
2万人超の臨床麻酔実績を持つ。
YouTube 総再生回数 5900万回突破。
ﾁｬﾝﾈﾙ登録者数 26万人。
SNS総フォロワー数 42万人。
経済産業省
『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を
委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして
注目されている。
確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」
TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」、
などのテレビ出演多数。
肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、
累計 95 万部の著者である。
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