GAP。
あまり知られていないようですが、GAPというものがあります。農業生産管理と呼ばれていて、他に適正農業規範とか呼ばれています。もともとは国連の食糧農業機関(FAO)が1970年代に農薬の使用についての規範を定めたのが始まりとされていますが、今では文字どおり農業に関する生産管理の国際的な考えになっています。このGAPというのは各国がFAOの定めに準じ規範を作っていますが、事実上の世界標準はグローバルGAP(GGAP)になってます。日本においては悲しいかな、日本の多くのそれらはこのGGAPの規範には必ずしも動きに適応していないようです。はっきり言いますと、GGAPの認証取得の生産者は極めて少ない。これだけならまだ良いのですが、ご存知の通り国際オリンピック委員会などは、欧州の考えに基づいていますので、このGGAPはとても重要で、オリンピックでの食品はGGAPの認証がないと採用されなかったりしています。日本は2020に東京オリンピックが開催されますが、残念ながら今のままでは日本の安全でおいしいとされる農産物は選手村などでは採用されません。されてもごく僅かとなり、供給量も少なく、これを機にジャパンブランドをと見込んでいる方たちはかなり焦っているのが裏側であったりします。福岡では2021に世界水泳もあります。これもあまり知られていないようですが、近くアジアの国々では、意外なことに中国や韓国は、このGGAPの認証を得たところが多いとのことです。特に中国は圧倒的に日本より多いです。これが何を今するか、例えば東京オリンピックや福岡での世界水泳にどんな風に影響を与えていくか、よくわかるかと思います。日本は世界の中でどうなのか、なかなか国内だけに目を配ると見えてこないものです。また世界標準がなんぼのものじゃと言ってみても、イギリス一国の基準に過ぎなかったBS7799が、日本にわたりJISQ150001となりプライバシーマークという認証を作ったように、世界の動きは無視できないようにもうなってます。特に欧州はこれら国際認証が国家戦略になってます。今私は、九州の食に携わる方々へ、このGGAPの認証取得の為にの、その体制作りと認証基準のプロジェクトの一員となって本格的に動くことになります。また機会がありましたらご案内します。