いきいきシニアわかやま | 片桐あきひろオフィシャルブログ

いきいきシニアわかやま

役員の方々と懇談しました。

会った瞬間「片桐さんに会うのが楽しみや。今月も会えて嬉しいよ」と笑顔で挨拶してくれました。

毎月、ウォーキングイベントを行っていますが、流石に夏のこの暑さです。

8月のウォーキングイベントは予定していないので、次回は9月イベントになります。

 

今期は大河ドラマ「光る君へ」をイベントに取り入れて、宇治まで「源氏物語」を訪ねるツアーや、世界遺産登録20周年を記念した熊野古道ウォークなどを企画しています。

また和歌山市内での歴史ウォークで印象に残っている企画が「太田城跡」を巡るウォークと「吉宗の生誕地」を巡るウォークです。

豊臣秀吉の水攻めによって滅ぼされた太田城の歴史の跡の説明と吉宗が少年時代に過ごしたエピソードを聴きながら歩いた企画によって、和歌山市内の道路や街角には歴史の跡が残っていることが分かりました。

知らないから氣づかないだけで、知ることで和歌山市の歴史の凄さを感じることができます。

 

故郷の歴史や偉人、良さを知ることで地元を誇りに思いますが、知らなければ故郷のことを語れないので誇りに思うことはありません。

 

これは故郷だけのことではなくて、日本を誇りに思うことと同じです。

かつてアメリカに派遣される前に数回開催された英語研修会のことを思い出しました。

 

ここではビジネス英語の研修と共に「外国で自分の国のこと、つまり日本を語れなければいけません。アメリカ人に日本を語ることで対等に見てくれますし、人として尊敬されるのです。ビジネスやコミュニケーションで英語も大事ですが、自分の国を語れることも大切です」と説明がありました。

 

そこで紹介された本が「日本」でした。

これは当時の新日鐵が外国で仕事をする社員向けに発行した本で、英語で日本を説明するために発刊された本です。

英語の学習の機能もありましたが、アメリカ人に対して日本を紹介するために重宝した記憶があります。

日本人が日本について自信と誇りをもって語れることは当たり前のこと。

この研修の時に氣づいたことです。

氣づくだけでは意味がなく、氣づいたならば勉強することが大事なことなのです。

 

その時、「アメリカ人は自国の歴史をよく知っています。日本人に日本の歴史を聴いてくるのは当たり前のことなので、日本について勉強しておくこと」との指導がありました。

 

今思うと、この時、とても大切なことを学んだと思います。

外国に行くに際して日本の歴史を勉強することは当然のことなのです。

 

地元に自信と誇りを持つことの大切さを話している中で、こんなことを思い出すことができました。

 

さて「いきいきシニアわかやま」の凄いところは、組織として活動していることです。

NPO法人ですが個人ではなく組織運営ができていることで、年間100回を超えるイベントが開催できているのです。

個人の力が10だとして、会員10人が集まって力を合わせて企画と運営をすれば100以上の力を発揮できます。

その組織の力があるから、和歌山市と田辺市の両市を拠点にしてイベント開催ができていると、役員さんの話を聴いて分かりました。

「いきいきシニアわかやま」の秋からの企画も楽しみにしています。