「龍馬World in和歌山」大会
「龍馬World in和歌山」大会実行委員会の部会に参加して大会当日までの流れや、大会の確認を行いました。
全国大会への立候補と準備段階から数えると3年近くになりますが、いよいよ和歌山大会が近づいてきました。
長かったような、短かったような両方の感覚がありますが、いよいよ今月、和歌山県に全国から龍馬会の皆さんが来県してくれます。
「龍馬と宗光」の両雄を称え、その功績は現代に続いていること再確認し、参加者全員で維新の志士たちの志を共有することを目指しています。
幕末は徳川幕府による政治体制が行き詰まりを見せ、新しい国体を築き新政府樹立に向けて各地で維新の志士達が行動を起こしました。
明治維新実現の背景にあった要因を絞ることはできませんが、一つは列強からの外圧がありました。
現在も外交上、防衛上、そして円安などの経済的な外圧により、わが国の国際的地位は低下しています。
経済力は低下し、賃金や教育などの分野でも先進国から遅れを取り始めています。
まさに行き詰まりを見せ始めている状況です。
日本と当時の覇権国であったイギリスとの間で締結されていた「日英通商航海条約」改正によってわが国は近代国家への道を切り開き、そこから一等国の仲間入りを果たすことになります。
令和6年、それから130年後の節目の年を迎えています。
その周年の年に条約改正を果たした外務大臣の故郷で和歌山県大会を開催できることは喜びであり、和歌山県が混乱の世の歴史の舞台に立つことになります。
この巡り合わせは偶然ではなく和歌山県「紀州宗光 龍馬会」が仕組んだもので、実行委員会委員として準備をしていると歴史は意志に基づいて動いていることを実感しています。
複数人が思い描いた意志が行動となり、仲間を増やしながらそれを継続することで現実が生まれます。
一度表面化した現実は消えることなく、燎原の火まではいきませんがゆっくりと事態は進行していきます。
そんな進行過程にある実行委員会委員として準備に携わっていることを誇りに感じています。
同じ思いで実行委員を担っているメンバーと会議をしている中で思いました。
和歌山県が発信源となる熱い夏はもうそこまで来ています。
本日、和歌山県観光振興課と「大阪・関西万博」を担当している皆さんにお世話になりました。
大会に向けて弾みがつきましたこと、感謝しています。