県議会一般質問 | 片桐あきひろオフィシャルブログ

県議会一般質問

県議会一般質問初日を迎えました。

休会中は議案の精査や一般質問に係る調査や議論を行うのですが、一般質問に入ると同僚議員の質疑を聴くことになります。

選出された地域によって課題が異なりますし、議員の視点も異なるので、質疑を聴くことはとても勉強になります。

仮に同じテーマであったとしても、議員によって考え方や質問の展開、求める内容などが異なるので、答弁も違ってくると思います。

つまりテーマが同じであっても同じ展開はないので、この日限りの質疑を楽しみにしています。

一般質問には流れるような展開もありますし、問題提起をしてくれる展開もあります。

一般質問を聴いていると、その中に議員の哲学や人柄も表れるので楽しく学ばせてもらえます。

 

本日の一般質問では「大阪・関西万博」や「観光振興」、「韓国との交流」や「南北アメリカ諸国友好議員連盟視察調査」などがありました。

 

中でも外国との交流の元になることは「行く、行く、行く」だと話がありました。

とにかく相手の国を訪ねることが第一で、来県を待っているだけでは交流は成り立たないということです。

先に訪問すること。

しかも相手国と信頼関係を築けるまで訪ねることが大事だと伝えてくれました。

和歌山県では県人会のある国と地域を訪問していますが、この訪問の意義は、これまで継続してきた交流と信頼関係を現在も変わらないことを確認し次の世代につなげることにあります。

県人会のある国を訪問してくれた知事、議員団の皆さんの思いを感じることができました。

とても丁寧な結果報告を聴くことができました。

 

散会後「半島振興・地方創生対策特別委員会」が開催されました。説明の中で半島振興法に触れてくれました。

 

半島振興法は昭和60年に議員立法で制定されたもので、10年間時限法として制定されています。

これまで3度の延長があり、現行法は令和6年末が期限になっています。

 

和歌山県はわが国最大の半島であり、紀伊半島のインフラ整備や生活環境を整えるためにも半島振興法の延長は不可欠なものだということです。

 

また半島振興法を国に提言したのは当時の仮谷和歌山県知事であり、その働きかけの結果「半島振興法」が制定された経緯があります。

半島に位置する和歌山県の振興のために、約30年前に尽力してくれた先輩議員、県職員の皆さんの取り組みに感謝しています。

 

明日は一般質問二日目に入ります。

先輩、同僚議員が県政の課題に切り込む質疑を楽しみにしています。