入学式 | 片桐あきひろオフィシャルブログ

入学式

和歌山大学入学式が挙行されたので来賓として出席してきました。

和歌山大学後援会副会長として、また経済学部支部長としての出席です。

約1,000名の新入生がビッグホエールに集まっての式典は迫力がありました。

 

入学式では本山学長からの式辞があり、壇上から聴かせてもらっていると学びの機会となりました。

 

 

元々は紀州藩の藩校として形作られた学校が原型で、1949年に全国で10番目に形作られた伝統ある学校であることの紹介がありました。

現在は和歌山県における知の拠点としての役割を果たし、これまで多くの人材を輩出しています。

この伝統を受け継いで和歌山県、そして国を支える人材に育ってくれることの期待を伝えてくれました。

 

そのためには世界を見て周って欲しいことを伝えました。

留学でも短期留学でも良いので外国の教育現場や産業の現場を見て学ぶことで得るものがあること。

その得たものは学業でも社会に出てからも、経験と知として生かされることを語ってくれました。

 

学長が繰り返して伝えたことは「学ぶこと」と「知識」です。

在学中はもちろんのこと社会に出てからも学ぶことが大切であること。

学び続けなければ成長しないことを伝え、勉強して知識が増えれば増えるほど、足りないものが見えてきて更に知識が欲しくなると説明しました。

 

学問でも社会生活でも学ぶことは人として基礎になるものであり、学ぶために知の拠点である和歌山大学の活用を求めました。

それだけの教員と設備、環境を整えている学校です。

 

 

入学式を終えた後は大学に戻り、午後からの和歌山大学後援会総会に出席しました。

この総会は保護者の皆さんが対象で、全体での総会と各学部に分かれての総会を行いました。

経済学部総会では、本年度から後援会の副会長と経済学部支部長を務めていることから、議長を務めさせていただきました。

議長として挨拶の中で、現役の学生を支援していくことと、ここ数年の活動の一端を紹介しました。

 

これからの4年間、または6年間、留学機会を含めるとそれ以上の期間を大学で過ごすことになりますから、相談体制や資金面でも可能な限り後援会としてサポートすることを伝えました。

 

支援が出来るのは、これまでの卒業生が拠出してくれた後援会費が積み立てられているからです。

先輩達が拠出してくれた資金は都度学生支援のために活用してきましたが、その一部を留保して必要な時に支出する予算を組んでいます。

 

今であれば巨大地震や災害が発生した場合、被害を受けた学生の支援のために使うように繰越金として取り扱っています。

いざという場合、資金がなければ支援はできませんから、学生が必要とする学校生活やクラブ活動の支援に充てると同時に、非常時の備えとして予備費として積み立てています。

過去から継続してきた予算管理が現在につながっているのです。

世代を超えて現役学生を支援するしくみがあることも伝統の力だと思います。

 

 

そんな伝統ある入学式と後援会総会に出席できたことに感謝しています。

学長を始めとする大学の先生方、事務職員の方々、後援会役員の皆さんに感謝しています。

そして入学生と保護者の皆さんには心からお祝いいたします。

入学おめでとうございます。