被災地へのキッチンカー派遣 | 片桐あきひろオフィシャルブログ

被災地へのキッチンカー派遣

社会貢献組織が、能登半島地震発生後から行っている能登半島被災地の支援についての取り組みを聴かせてもらいました。

石川県と事前協議したところ、「宿泊施設がない、トイレがない。時間によっては積雪がある。交通網に制限があることと交通渋滞。金沢市と能登半島の日帰り往復は困難」などの状況であることが分かり、少なくとも1月から3月までは関西から能登半島への人的支援は難しいことが分かりました。

 

そこで支援物資を届けることを始め、現地で必要としているものを届けて使ってもらうことを考えました。

これまでカイロやナプキン、飲料水や足湯機器を届けています。

また地元と連携して炊き出しのお手伝いと理容サービスを提供しています。

 

今回、初めての取り組みとして、炊き出しに代わるキッチンカー派遣を行いました。

関西からキッチンカーを派遣するには距離の問題があるため、石川県の「ほくりくキッチンカー協会」に依頼してキッチンカーを被災地に派遣しています。

 

視点を変え、避難所が求めている温かい食事をキッチンカーで提供しています。

人が集まり知恵と資金を出し合うことで可能な支援があります。

この取り組みは他の地域へも展開できますから、今回の支援は経験を蓄積することにつながっています。

ボランティアを次のボランティアへの備えにつなげています。

一人や少人数ではできない支援でも、人数が集まればできる支援があります。