葵会での県政報告 | 片桐あきひろオフィシャルブログ

葵会での県政報告

本日、開催される葵会役員会の案内をいただいていたので、出席して県政報告を行いました。

令和6年2月県議会が開会中のため、新年度施策の説明と今回の僕の一般質問の概要説明を行いました。

加えて今月の3月9日に打ち上げを予定している串本町でのロケット発射に至るまでの経緯の説明も行いました。

 

ロケット発射に至るまでには現場に立ってから15年以上の年月を有しているので、政策が実現するまでには長い時間が存在していることを理解してもらいました。

 

同様に、現在進めている大型の案件に関しても実現するまでには5年、10年と時間が必要であることを伝えました。

大きな案件であればあるほど実現するまでに時間を要することを説明し、現在取り組み中の施策への協力を求めました。

 

県政報告での意見、感想は次の通りです。

 

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  1. 林地開発を伴う太陽光発電や、立地予定地の地元が反対しているような太陽光発電をどうして進めるのかという疑問。
    多くの人が進めるべきではないと思っている民間事業が進もうとしていることに対して行政の監視をお願いします。
    地元同意がある開発であれば進めるべきですが、地元の意向にそぐわないものを民間企業が県に申請している場合は慎重に審議して欲しいと思います。
    皆さんの意見を聴いて今一度、見直したい事業もあります。

  2. 和歌山県が宇宙に関する取り組みを推進してきたこれまでの経緯があると思います。
    突然、串本町でロケットを打ち上げることはあり得ないことはみんなが分かっていますが、過去の経緯が分からなかったのです。
    どうして和歌山県でロケットを打ち上げることになったのか、先駆者は誰だったのかを理解する機会となりました。
    社会においては、決して歴史の表面に表れない交渉や人々の情熱があって現実のものになっていることがあります。
    串本町のロケットもその一つだと思います。

  3. 和歌山県がこれから発展するために必要な施策にはどんなものがあるのでしょうか。
    もっと言えば衰退を食い止める施策にはどんなものがあるのでしょうか。今の県政に大型の案件が少ないように思うので、挑戦的な施策に期待しています。
    例えば県外からの資本を受け入れないような姿勢では、この先も県の発展はありません。
    和歌山県の当初予算に組み込まれている公共事業に加えて民間投資を加えなければ、和歌山県の経済活動は上向きません。
    今後は脱炭素社会を目指すことやハイテク分野において民間投資を呼び込む必要があると思います。

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以上の意見も参考にしながら、令和6年2月県議会では幅を広げて議論を交わしたいと考えています。