大楠 | 片桐あきひろオフィシャルブログ

大楠

今月も大楠のお参りに行って来ました。

樹齢400年を超えていると言われている大楠にお参りすると清々しい気持ちに浸れます。

今朝は冷たい風と雨が降っていたのですが、大楠に到着した途端に雨がやみ青空が広がる不思議な時間となりました。

 

 

いつものようにお参りして空を見上げると、いつもと違うことに氣づきました。

空に向かって伸びている大楠の枝から新緑の若々しい葉が生えているのです。

枝の周囲から若い緑が生えていて、まるで龍が空に向かって飛び立つような光景になっているのです。

もう少し身近な感覚では、サラブレッドのたてがみのようになびいているのです。

 

 

この光景から、春の到来を感じるような新しい命が生まれてくる感じがしましたし、新緑は雨のあがった青空に向かって伸び上がるような光景を初めて見ました。

 

3月を迎えるこの時期は、新しい年の扉が開く時期でもあります。

大楠の姿をした龍が扉を開こうとしているような感じです。

春と新しい年の扉を開けようとしている大きな龍の息吹さえ感じるようでした。

また400年以上、春の扉を開いてきた大楠の歴史を辿るような感じがありました。

 

毎日のようにお参りしている人は「いつも大楠さんからエネルギーをいただいています」と話しているように、大地と空を結ぶ大楠から天と地、そして歴史という時間を生き抜いているエネルギーをいただきました。

 

 

大地に根を張る大楠の強い生命力を感じ、皮膚のような幹からそのエネルギーを受け取りました。

今月もお参りできたことに感謝しています。