映画「新聞記者」

ご覧になりましたか?

私は封切り後、すぐに観に行きましたよ



政治の話を気楽にしてはいけないような風潮が日本にはあるように感じますが、他の国々のように、もっとフランクにおしゃべり出来たらいいのになぁって思います



いろんな人がいて、

いろんな考えがあるのは当たり前

それを互いに知るためにも、議論する=おしゃべりする

って、大切なんじゃないかな


意見が異なったとしても、目の敵にするのではなく、相違は何なのか?合意点を探るような高度なコミュニケーションが図れるようになれば、政治も社会も変わっていくんじゃないかと!




ネタバレしないように感想を書くのは難しいですが(笑)、

【共感】と【納得】と【選択】

三つの言葉がアタマの中を巡りましたよ



【共感】とはコミュニケーションの第一歩だと思いますが、

【共感】したからといって、すべてを【納得】しているわけではないこともありますよね?(私だけ?)

【共感】したことが【納得】のゆくものであったとき、人はそれを【選択】すると思うのですが


この映画の中では

【共感】も【納得】もしていないことを

【選択】せざるを得ない、カナシイ現実が描かれていたように思いました


それを続けていると、人も社会も壊れていってしまう

そんな風に感じました



松坂桃李さんが演じた杉原という官僚が、妻子の前で涙を流すシーンがあるのですが、

「こんなことがまかり通っていいのか?」

【納得】できないことに加担する苦しみが切なくて、観ている私の胸も痛みました



松坂桃李さんのような、若い人たちに観てもらえたらいいなぁと思います


若い人たちに世の中を変えてほしいと考えるのは虫が良すぎます

大人全体が一歩を踏み出したい、そんな感想を持ちましたよ


まだ観ていない方はぜひ!