幽霊さんとの徒然日記 -6ページ目

幽霊さんとの徒然日記

日常のちょっとした不思議体験など書いています

夕べ、なぜか目を開けた。
パチッって開いたんじゃなくて、眠くて眠くて、なのにうす目を開けてしまった。

視線の先は、隣の部屋の窓。
窓は月明かりでぼんやりと薄明るい。その窓に、ふわーんとふたつ?ふたり?ふわふわと浮いていた。
見ようとする本能と見たくない気持ちが入り混じった結果、うす目のまま視線を外せなかった。

(なんじゃ?? オーブ? いや、なんか形あるし。え?羽があるー。天使みたい)って思って見ていた。
そのうちだんだんとはっきり見えてきたら、全身に悪寒がはしってゾーっとした。

(やっぱ、見るのこわい~)って
(今、動いたら見てるのばれる)って身体は硬直していた。
なのに、その正体はなんやのと思うほんの少しの気持ちはやっぱり見ることだった。

ふたりいるんだ。小さいのがふたり。赤ちゃんみたい・…。

見える人って、こういう時みんなどうしてんだろ。
私は今まですっとスルーしてきたけど、きっとこれからもスルーだろうけど…
まっ、いいよね。
金曜日は妹の命日だった。
先週に1周忌を終えていた。

「去年の今頃、死亡宣告あったな」とか「手を握ってたな」とか「ご飯飲み込めなくなってたな」とか様々な場面が時系列ぐちゃぐちゃに頭に浮かんた。

それで、私はまたすごくしんどくなってた。なんでこんなにしんどいのかなって考えながら、場面ごとの自分の気持ちもいちいち思い出す努力をした。そして、妹が亡くなってから俗世界に戻っていった時の事を思い出すと、しんどい気持ちが一気にあふれだした。

あーそうかぁ。あの頃忙しかったから悲しい気持ちをちょっと横に置いといて、生きている人に迷惑かけまいとがんばっちゃったよなーって・・・。

だから、この1週間私は仕事以外には極力エネルギーを使わないようにして、ただひたすら悲しかった気持ちをなでなでしてあげた。


12歳霊感少年は、13歳霊感少年になった。
私が私と向き合っている間、彼の全身はジンマシンに覆われていた。彼は、すごく敏感で3歳頃から人の心を言葉にしてしまうことがよくあった。大きくなるにつれて、私から人の心を勝手に言葉にしてはいけないと言い聞かせていたからそれはほとんど彼の内言となっていた。(時折、「お母さん、あの人ほんとはこう思っている」とか家で教えてくれたりしてたけど)

今回、私のしんどさが彼のジンマシンに出たのかなーって思っている。そんなん偶然!!って人は思うだろうけど、13年間彼と付き合ってきた私はそう感じているのだから、そうなんだと思う。うーん。どうしたらいいって思い浮かばないけど…。仕方ないかねぇ―。
思わず心の中で「わお!!」って叫ぶくらいびっくりしたぁ。

なぜか? ①その場所で出会ったのが初めてで、体育館の出入り口に立っていたから。
     ②声に出してびっくりしないのは、モノに「あら?私の事見えてる?」なんて気づかれちゃいけないというのが身についてるから。

習い事の練習が終わって、体育館を出た瞬間に右側にぬぼーっと立っていて、もうチョイで触れそうだった。
でも、一瞬しか見えないってこと多くて、それも一瞬だったんだけど。

なら、見間違い?
いや~、見間違うものなかったし…。

私のわかることなんて、こんなくらいのこと。
どうせなら、もうちょっとしっかり見えたいと思う。ほんとは。

それか、まったくまったくなんもわからんとかねぇ。
子どもの習いごとの練習場所は、学校の体育館を夜に借りている。

先生はボランティアなので色々なお世話は保護者の仕事。
この間練習の時、一人のお母さんがタイムの係をしていたと思ったら
急にこっちに走ってきて

「向こうの跳び箱の後ろから子どもがひょこひょこ顔を出す~ガーン」って言ってきた。

そのお母さんとは、夜の運動場を走る子どもの足音聞いたり
廊下の向こうからの視線あるよね~とか言ったりの仲??なの。

その体育館で私が時々見るのは、いつも同じ場所に立ってる大人の男の人。
怖い気はしないので、いつも知らぬふりだけど。

時々来られる、若い先生で霊感ばりばりの人がいるんだけど
「落ち武者がおるなぁ」と言っていた。
私なんかその先生に「ついて来られやすいねぇ」としみじみ言われたのよ。
「お祓いすればいいのかしらん?」って聞いてみたけど
「一回祓っても、又来るからお金もったいないよ」だって…

学校で出会うモノには、悪意を感じたことはなく
逆に楽しんでしまってるってどうなのかしらね。



物が勝手に動くのを見たことあるんだ。

多分、子どもの時から見てるんだけど大人になってから見るのは、かなり印象に残る。

なんでって、「あり得ない!」って思ってるから。


現在12歳霊感少年が4歳くらいの時。

ある夜、彼の側に夜店であたった大きめのスーパーボールを置いて寝た。

夜中、ふと目が覚めゆっくりと目を開けたら

畳の上でそのスーパーボウルがぐるぐると動いていたんだ。

(あれ?…動いてるー)ってぼんやり何秒か見た。

で、動きが止まって

(あれ!私の側に来てる! 確か子どもの方に置いてたのに・・・)


朝、子どもが起きてきて開口一番

「お母さん、夜中寝てたらスーパーボウルがコロコロって顔の上を転がっていってん~。」って

楽しそうに言ったがな。

その転がり方は、おかしいよね。

だって、スーパーボウルは入れ物の中に入れていたし、

子どもの顔の上を転がるにしても山あり谷ありだよ。


私には、誰が遊んでたかわかってるんだ。

あの頃、小さな子がよく来てた。

最近はあんまり会わない。もう天国に行ったかな。


夕べ、久しぶりに

(おっと…!!知らぬふり知らぬふり)というものに出くわした。


友達と遊んでの帰り道、自転車をおしてしゃべって歩いてた。

時間は深夜2時を過ぎていた。


ぞわっとした。

電話ボックスの中におったードクロ

(おわっ!)って思って、(知らぬふり~)と友達に気づかれないようにした。


その電話ボックス 絶対入らないようにしよ。

来月は妹の1周忌。


もう1年経ったんだ。


去年の今頃、もうだんだんほんとにしんどくなってたんだ。


それでも、「来年の春には●●●は▲年生になるんやで」と


私の息子たちのことを話すと、にっこり笑ってうなずいていた。


もう目は見えなくなってたんだ。



そしてあの夜「じゃあ、帰るね」といつものように声をかけると


今までそんなことしたことないのに


手をふった。手を振り続けた。やめなかった。


そして夜中に息をひきとったんだ。


あの時、妹には何がわかっていたんだろう。


見えない目で何が見えていたんだろう。


何をどういう風に自分で思っていたんだろう。


ずっと、死ぬことが怖いと言っていたのに


あの時、どんな気持ちだったんだろう。


私には、振り続ける妹の手を握ることしかできなかった。


細い細い指と小さくなった手を・・・。



あの時、私には何ができたんだろう。



私は、いいお姉ちゃんだったのかな。















「帰ってしまったと思うと、とても寂しい」と母は言った。

今年は妹の初盆だった。


15日の夕方、仏を川に見送りに行った。

「また、来年」と心に思いながら手を合わせ

「いやいや、ちょくちょく来るんでしょ」なんて思った。

私は、そんな事をちょっと思えるくらいの体験があるけど

残念(?)ながら、母は寂しいと思うだけの人。

でも、母は何も感じないほうがいいと思う。

(あ・・・来てる)なんて事ちょくちょくあったら

亡くした者に縛られて、一緒に行ってしまいかねない。


川に見送りに行く前、家でごろんとしていたら

ふーっと線香の香りがして

「線香のにおい…感じる?線香やわ、これ」

12歳霊感少年に言ってみたら 「ん~わからん」って。

1分くらいの事だったけど、あれは何だったんだろうね。



仕事場の引っ越し先の整備をしに行った。

何せ、貧乏事務所なもんで何でも自分たちでやろうってことだ。

前に入ってたお茶屋さんが作った、すごいしっかりした木の棚を外すのはしんどくて面白かった。

そして、見つけちゃったんだよなぁ。

魔除けのお札など狭いスペースに3枚もの古いお札。

はがしたら、壁の中から何か出てくるような妄想をひそかにしていたら

メンバーの一人が「これ、はがすよ」  ベリッ!

(うわ~いいのかなー)

で、別のメンバーが「これ、近所の神社に返しとくわ」ってバッグに入れてた。

(で?んで? そして、この部屋のことはどうすんの?!)って思ったけど

なんか、そんなこと口にするのがすごくバカバカしい雰囲気だったのでやめた。


新事務所は、道のつきあたりに建つ一戸建ての一階。

中から外を見ると、向かってくる車や人の気を正面から受けるのがいややなと感じる。


って、そんなこと思ってるの私ぐらいだけど。

私の場合、指パッチンの音なんだー。

パチン パチン パチン って音が移動する。

眠っている時は、その音で目が覚めて

瞼には光が見える。

以前、目を開けた時オーブが飛んでるのが見えて

やっぱあんまり見たくないから最近は目を開けない。

昼間でも、聞こえる時がある。

車を運転している時は、事故を起こさないように気をつける。

この間、明け方に窓からフーっと入ってきて

私の周りをぱちん ぱちん ぱちんって回って

瞼にオレンジ色の光が見えて、あったかい気持ちになった。

誰かなーって思って、全然怖くなかった。


でも、目は開けられなかった…