どうも、私です。

最近オールをしまくっていたせいで、
昼夜逆転の生活が板についてしまったカロハです。

さて、今回はもう情報解禁後見ると心に決めていた作品

君の名は。

を見に行ってまいりました!
ので、感想を書いていきたいと思います。

※極力避けますが、一部ネタバレとなる箇所があるかもしれません。
 そして、キャラクター名などが不明な場合は、
 リンクをクリックすればキャラクターへ飛びますのでご参照ください。

映画の始まりは、二人の語り、OPの後、
宮水三葉視点から始まります。

が、この時、中身は立花瀧となっていますが、次の場面では、
もう一日経過して、普通の三葉に戻っています。

序盤に??が浮かんだ人も多く見受けました。

この時点で双方入れ替わっているがお互い夢だと思い込んでいますね。

朝、起きたら身に覚えのないことを沢山言われる二人。
違和感を抱えつつではありますがその身体の本来の姿を装っています。

そこから、予告編でもありました、メモを通してお互いが入れ替わっていることに気づいていきます。

そこでルールを定めて、この妙な出来事を乗り切ろうとしますが、
ある日突然、パタリと入れ替わりがなくなります。

それが特別な何かに繋がっていたことに瀧は気づき、
三葉に会いにいく決心をします。

入れ替わった時の記憶を頼りにその場所に行ってみると…。

といった具合で話が進んでいきます。

私は見る前から少し考察をしていて、
主題歌であるRADWIMPSさんの「前前前世」であったり、
重要な言葉「出会うことのないふたりの出逢い。」、
三葉が叫んでいた「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!」

など、考えてみると三葉と瀧の時間軸がずれているのではないか?
という考えを持ったり。けど三葉は割と新しい電子機器を使っていたりするので、
やっぱり、同列なのか…?と考えたり。
私の友人は別世界のパラレルワールドなのでは?という考察もありました。
十人十色でございます。
自分の考察を持ったまま映画を見させていただきましたが…、
その答えは、是非劇場でご確認ください。
少し考察してから行くと、より一層楽しめるかもしれません。

三葉も瀧も、同学年に二人、親友、と呼べる知り合いがいます。
三葉側はかなりそれが濃厚なので、後々大きく関わってきます。

そして新海誠監督の映画の魅力といえば、

まず作画の綺麗さ。
全ての新海誠作品に関連していますが、
モブキャラでも本当に丁寧に描いています。
そしてなによりも背景にとてつもなく引き込まれます。
水たまりに反射する景色だとか、遠くのビル、木の葉の一つ一つ、
いつ見ても実写なのでは?と錯覚するクオリティです。

そして音響の迫力。
キャラクターの声を当てている役者さんの息をも
そのまま届けてくれるようなクリアな音。
それ以上に効果音や環境音が凄すぎる。
本物がすぐそこにあるような臨場感のある音を作ってくださっています。

そしてやっぱり脚本、構成のまとまり方。
付箋の回収が「ああ!そういうことか!」といった感じで、
疑問に思っていたものを完全に紐解いてくれるようなスッキリする回収法。
そして物語の魅せ方が本当に上手い。
いつも、もどかしくもどかしく焦らしてくる新海誠作品。
そこがまた、一つのいいところです。

また、前作を見た方は多分わかったと思いますが、
私的にかなり喜ばしいポイントがありました。

なんと、前作「言の葉の庭」のヒロイン、「雪野百香里」、通称ユキちゃん先生。

言の葉の庭では最後、遠くの地方で先生をやっている描写が描かれますが、
なんと、君の名は。の三葉が通う糸守高校の古典の教師をしていました。

まさか別作品のキャラクターが登場するとは思ってもみなかったので、
大喜びしてみていました。

声を当てている役者さんたち、
中身が三葉の時の瀧の時は、少し可愛らしい高い声。
その逆の場合は、少しダルそうだけど戸惑っているような声。

本業の声優さんとは違えど、やはり役者。
声の使い分けが非常に上手く、とても聞きやすかったです。

瀧は大雑把な性格なので、瀧と入れ替わってる三葉の場合、
髪の毛はきちんと結ぶのではなく一本で後ろ結びにしていたり。

そういうところで差別化できるんだな、と感心しました。

こちら、小説も発売されているので、是非そちらも確認して欲しいです。
が、あくまで私の意見ですが、映画を見たあとに是非原作を見て欲しい作品です。

何度も見返したくなってしまう作品でした。
独りでみたり、友達と見たり、恋人、家族…。
いずれでも深く深く楽しめると思いますので、ぜひ見ていただきたいです!

しばらくしたら別の制作会社の作品ではありますが、
聲の形」も非常に楽しみにしています。

それでは最後に、
私も宮水姉妹の口噛み酒をたらふく飲みたいです。

一時間ほど書きなぐりました。ご愛読、感謝致します。