シュンタです。

 

昨日、小6次男の剣道大会がありました。

色々と考えることがあったので、記録しておきます。

 

◆◆

 

昨年8月、次男はひょんなことから全国大会に出場しました。

『第32回JR東日本ジュニア剣道大会』

最高峰の剣道全国大会です。

 

5名の団体戦。

一都13県から256チーム。1500名が集結!

 

ただですね、次男の道場はまったく強くなくて、この時はたまたま抽選で選ばれました^^;(一部が抽選)

 

 

 

 

この記事は内容が軽いのですが(笑)、これまでず~っと心に残っている出来事がありました。

 

 

チームメイトのパパさんが、剣道1本で大学も推薦入学→社会人までされた方で、現在、うちの道場では臨時コーチもされています。この方に教えて頂いたのが、毎年3位以内に入る超常連校があること。

「ここが日本一だ」と言ってました。

 

 

それが、

「東松舘道場(東京)」

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野球で言うと昔の「PL学園」レベルらしい。

同じ小学生なのに、日本トップレベルの道場とはどんなところなのか?何が違うのか?どんな練習をしているのか?

 

当時、色々と教えていただきました。

ここから日本一になるには、どうすればいいかを考えました。

大切なキーワードが出てきました。

 

 

まずはこちらをご覧ください。

(高校野球の甲子園だと思ってもらうといいかも♫)

 

◆東松舘道場の輝かしい過去成績◆

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  1.圧倒的な練習量

 

①次男の道場→週2回、練習各1.5h(計3h)

東松舘道場→週3回、練習各4h(計12h)

※ただし、パパさんに教えてもらったのですが、練習日以外でも自主練という名目で毎日練習に来ているそうです。そこにはOBが誰かしらいて、本格的な練習をしているとのこと。

 

つまり

東松舘道場→週7回、練習各4h(計28h)

 

実質、約8~9倍の練習量💦

 

 

日本武道館で観ていると、どの子も常に瞬殺で勝ち上がっていました。(2024は全国3位)

 

〈その時の結果〉

 

 

 

 

  2.指導者

 

気になってHPを調べてみると、東松舘道場の中心指導者は、創設者のひ孫。まだ若い榎本雄斗さん。

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3歳から竹刀を持ち、稽古を続けてきた。

私はこの方に興味を持って調べたところ、アメブロに経歴詳細が書かれていたのです。

 

1~8まであります。

 

 

「もっと強くなりたい!!」

彼は親の猛反対を押し切り、東京から強豪校の九州学院中学へ進学します。(中学受験)

 

 

 

 

 

私は8まで一気読みでした。

彼の剣道に対する本気さを知り、涙をこぼしながらこれらの記事を読んだものです。

ぜひvol8までお読みください。(3まで貼っておきます)

 

 

正直、伝記レベルです…。

彼の凄まじい努力を知りました。

しかし、それをもってしても日本一はなれない。

日本一の壁の高さを知りました。

(これを書かれたブロガーさんにも拍手を送りたい)

 

 

この榎本雄斗さんが現在、日本一の東松舘道場の中心指導者です。こんな指導者に出会えたら、もう最高ですね✨

 

またHPには次の記述がありました。

〈舘長・副舘長のほかにOBなども指導にあたり、基本を重視して、楽しい中にも厳しさのある稽古を続けております。〉

 

日本一の先輩たちが駆けつけてくれる道場です。

 

 

 

 

  3.切磋琢磨できる仲間

 

道場には70名以上がいるとのこと。(スカウトは一切なし)

しかし、団体戦は5名しか出場できません。

良き仲間、そして本気のライバルが常に同じ空間に居るわけですので、自ずと練習にも気合いが入ることでしょう。団体戦の5名に選ばれるために練習にも力が入ります。同時に「自分はまだまだ…」という謙虚さも生まれることでしょう。

「よい意味で競争意識を与えている」ということもHPには書かれていました。

 

高い目標に向かってゆける仲間の存在はとても大きいと思います。

 

 

 

 

  4.圧倒的な大会出場数

 

驚きました…。

年間32回も出場しています。

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東京大会をはじめ、数々の全国大会にも出場しています。全国の大会に出場するためには付添の保護者の協力も必要です。よって親のサポートも相当あるのだと思います。家族で支えているのでしょう。

 

 

 

 

  5.礼儀(場も心も美しくあれ)

 

道場も心も常に清らかにすること。道場の掃除・挨拶・返事・後片付け。このような指導が常になされています。野球でもサッカーでも、強豪校は常に指導されていますね。

 

広島/高校サッカーの監督だった畑喜美夫先生のボトムアップ指導を思い出しました。この方の指導も大変すばらしいです。数々の弱小チームを数年で全国出場にまで鍛え上げています。(現在は指導者を離れ、人材育成・教育革命の講演会などをされています)

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  まとめ

 

①他を圧倒するほどの練習量

②素晴らしい指導者との出会い

③切磋琢磨できる仲間(競争意識と環境)

④力を試す場の設定(本番の試合数)

⑤礼儀作法(剣道だけではない)

 (親のフォローも必要)

 

おそらく1つ欠けても日本一にはなれないのではないでしょうか?

特に①。日本一の子は日本一努力している。

これは間違いない。

 

 

また昨日、私は大人の部の大会スタッフとして参加しました。多くの剣士とお話ししましたが、男性も女性も大変礼儀正しく、久しぶりに心が洗われる思いでした。

 

 

以上、なかなか真似のできることではありませんが、心に留めておきたいと強く思える出来事でした。そしてこれは中学受験、高校受験も同じだなぁと思った次第です。

 

相手は同じ小学生・中学生。

 

「全国レベルの子と何が違うのか?」

よく分かりました。

 

 

中学受験・高校受験でも、日本トップレベルの子は、凄まじい努力をしています。(これは言い切ります)

 

息子たちにも伝えていきたいと思った次第ですグッド!

(ずっと書きたかった記事が書けて良かった(^^))