シュンタです。
書こうか迷いましたが、とても大切なことかつ、多くの人に知ってほしいと思う内容なので記録を残すことにしました。
🍀
今から1週間前。
都立中合否の後の校舎長面談があった。
先生との最後の三者面談である。
息子は「いやだなぁ」と終始言っていた。
(理由は、やはり厳しい人だから。何を言われるか分からない。そして親にも厳しい。逆を言えば本音で語ってくれる昭和気質の方である。60前後)
実は2週間前、息子に「先生に会いたくない…」と言われたため、私だけが面談に行った。
すると、
「息子さんがいないと意味がない。必ずプラスの話をする。彼が明るい未来に向けて進んでいく話をします。入試の振り返りは一切しません。日を改めましょう。いつまでも待っています」と言われた。
このことを息子に一週間伝え続け、「先生が明るい話をしてくれるってよ!」ということで、ようやく向かった。
「先生、どんな明るい話をしてくれるのかな~(^^♪と。
しかし、開口一番。
非常に考えさせられる展開となった。
(面談時間:1h20m)
☆言いたい所は沢山あったが、我慢しました。
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私・息子「よろしくお願いいたします」
先生「今日はなんで塾に来なかった?」
(息子は、この日の#3入学準備講座に行かなかった)
息子「えっと、家で英数を先取りしていて、内容的にもう分かると判断したからです。もっと新しい内容をしたいと思いました」
「新しい内容とは?」
「一次関数です」
「一次関数??それ何年生で学ぶか知ってるのか?」
「中2の初め…?」
「なぜそんなに早くする必要がある?」
「早く進めた方が今後有利だと思うからです」
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「今回の入試は、君にとって成功なの?失敗なの?」
「…成功です」
「なぜそう言える?」
「やるべきことはやれたと思います。悔いはありません」
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「今の考えだと失敗すると思うよ」
「30年間生徒を見てきて、今のように焦って進める子で成功した子を私は一人も見たことはない。もちろん今のままならだよ」
「入学前に中2の内容をする意味がある?焦り過ぎじゃない?」
「…今、君が一番やらなきゃいけないことは何だと思う?」
「英単語?」→「違う」
「入試の振り返り?」→「違う」
「6年間の復習?」→「違う」
「今まで受験の生活をしてきてできなかったこと。我慢してきたこと。それをまずはやらないとさ。 小学校生活残り少ないじゃない? 受験だけが小学校生活のすべてじゃないでしょ。 友達付き合いとか、外で遊ぶとか、 習い事するとか。 いろんなことを小学生でしかできないことをこれまで犠牲にしてさ、我慢して勉強してきたんでしょ? 」
「今はさ。 受験が間近じゃないから好きなことやっていいんだよ。 好きなことやっていい時だよ。 遊んだり、 ゆっくりしたり。頭を休める。 っていうことをしておいた方が、中学校に入ってから学力も伸びるし、生活も安定すると思う。」
「ちょっと焦りすぎじゃないか? 気持ちは分かるよ。 合格できなかった子の方が必死になってやってるもん。自習室見てても」
「1次関数かぁ。1次関数まではどうなの? 」
子「3周してます。は、 反復してできるようになりました…」
(元気なくなっちゃった><)
「そうなんだ、どんな教材で?」
「き、基礎です…」
「早くやることのデメリットはね。 精神的な成長と学力の成長っていうのが伴わないと、なかなか結果に結びつかないんだよね。 小6で中2の内容を例えばやったとして、今理解できると思ってしても、本当に学校で習った時に、『僕はこれもう理解できるから大丈夫だ』という甘えが入ることによって、結果的に理解が不十分になってしまうことがある。 また反復練習が足りなくなってしまうこともある。ただね、君はそれはないと思うんだよ。 そんな舐めることはしないと思うから。 その時はその時で頑張ると思うんだけど」
「その時に頑張るんだったら、今そんなに頑張らなくてもいいじゃん?と思うんだけどね」
「ちょっとね、耳が痛いかもしれないんだけど、、、
多分そうやって焦っちゃうところが、実は今回の結果の一番の原因だと思うんだよ」
■■■
以上が、冒頭の10分。
チーーーーン。
今、息子が新たな気持ちで頑張っている唯一の「先取り」さえ否定され、「不合格の原因」まで言及されてしまった。。
私は、言いたい気持ちをぐっと堪えた。
しかし、この先取りについては、
最後にどんでん返しが待っていた。。
このままで終わるのか?
感動のフィナーレとなるのか?!
つづく…
🌟いいね100超えたら「その2」を書きます。
※明日以降、アメ限にする可能性大。