どーも!シュンタですニコニコ

 

いよいよ学校でやってくる頃でしょうか。

「漢字50問テスト」

 

今回ご紹介する方法。

最短で、ほぼ満点を取れる究極の方法となります。

それを伝授します。ズバっと書きます。

 

正直、学校の先生でも全然分かってない方が多いなぁと感じます。

 

というのも長男、水曜日に50問テストがあるそうです。で、土日に課された宿題を見ると、

範囲の漢字の手本(教科書)を見てノートに書き写す方法

 

はっきり言いますが、こんな方法をしているうちは満点はほど遠いです。

これ、40年前と変わりません。これだといくら時間をかけて書いても、子供はなかなか覚えません。

で、「漢字はキライ!」となります。

昭和時代の単なるスパルタ練習えー

 

なぜか?この方法は

「書き写し」=「インプット」だからです。

 

そうではなく、出来るようにさせる、頭に残すには、アウトプットさせるのが最も効果があるのです。

これは私が言っているのではなく、脳科学者(東大教授)の池谷裕二氏が何度も書かれています。

こちらが参考になります

 

池谷氏「忘れないためには「思い出す」訓練をすること。一応、私は記憶が専門なので、厳密にはいろいろ申し上げたいことはありますが、そこに尽きます。多くの人は「記憶」というと、詰め込むもの、覚えるもの、入力するものだと勘違いしています。しかし記憶力は出力しないと鍛えられない

(上記HPより)

 

 

「算数の解法を写し続けて出来るようになりますか?」ということです。

わり算の筆算の答えを、ノートに視写させる宿題など見たことがありません。算数では当然のようにアウトプット(問題を解く)させるのに、 漢字では未だに見て、写すことが主流ですよね。

これはおかしいです。

 

では、以下紹介しますね。

 

「✖減らしで確実に💯取れるアウトプット式〜漢字50問テスト勉強法〜」

 


  【1】健康診断法


①出題範囲の全漢字を学校の漢字ドリル等を使って書けるかチェックする。(小テストがよい)

(ここで✖が多くても気にしなくて大丈夫)

②✖だった漢字はその場で3回以上熟語で練習する。(提示なら提示、提示、提示と書く。明日✖だけやることを告げる)

翌日、昨日✖だった漢字のみ書けるかチェック。(昨日書けた漢字は練習しない。マジで扱わない。あと必ず翌日)

④再度書けなかった漢字(✖になった漢字)だけ、3回以上練習する。

 

これの繰り返し。

淡々と✖を減らしていくだけです。

 

長男、学校にドリルを忘れたため、Wordで簡単に自作しました。

 

 

最初、たとえ✖20だとしても、✖15→✖8→✖4→✖2→0

このように必ず減っていきます。子どもの成長が見えますし、子どもは自信を持てます。

 

この方法、私は健康診断と同じだと思っています。

例えば、人間ドックで胃に穴が開いてると言われた。何が必要?治療ですね。健康な目や心臓や肺を治療する必要はありません。悪いところ(胃)だけ治療すれば良し。漢字も全く同じ。(これ、九九なども同じ理論)

 

 

ちなみに、高学年でも漢字は大きめに書かせた方がいいですよ。小さいマスだと「とめ・ハネ・はらい」が曖昧になるからです。(目安:5mm方眼ノートなら、私は4マスで1字を書かせています)

 

×が0になったら、90点は取れます。

 

 

え?あと10点はどうすればいいの?

 

 

  【2】音訓逆バージョンを練習する

 

例えば小テストで、「自転車」と出ていたとします。しかし「転ぶ」と問われると書けないケースが多い。次男がそうです。(「営業」は書けるのに、「営む」が書けないと同じ)


よって、学校の小テストで問われた音訓の逆バージョンをすべて取り出し、こちらもチェックします。

以降、やり方は【1】と全く同じ。(ちなみに時間がないので私は【1】と【2】を同時にチェックします)

 

 

こちらも✖0になればOKです。(理想は3日前まで)

「これで完璧です!」と言いたいところですが…

 

念には念を入れて、前日と前々日にもう一度、テスト範囲の全漢字(音訓逆の含め)を書かせてみてください。もうスラスラになってるはず!ですよ。


ただ、2〜3個は

「前は書けたのに、書けなくなっちゃったぁ💦」

という漢字が出てくるかもしれません。低学年のうちはそれが多い印象。その場合は、またそれだけ集中治療室で練習すればOK。

 

チューリップ赤

 

以上です。

 

 

いかがでしょうか。

このようにすれば、何回も何回も練習する必要はありません。

 

ひらがなもそうです。「ね」だけ書けないのならば、「ね」だけ練習すればいい。

8+7=15だけが弱いのならば、これだけ何度も言わせればいい。

 

 

漢字を最短で出来るようにさせる方法は、

 

「チェック➔✖のみ練習➔翌日チェック」

 

完全にアウトプットすることです。



ただ考えてみれば、この方法は「漢字」だけでなく、語彙文法・算数・英単語、漢検など「あらゆる学習」に共通して言えるのではないでしょうか。

 

「健康診断し、悪いところだけ集中治療」すればいいのです。

 

お子さんの負担をなくして最短でできるようにさせてあげてください。

 

 

信じられないという方、一度やってみてください。

 

もう、信じられないくらいできるようになりますよウインク


次男はいつも✕30くらいからのスタートですが💦、毎回96点以上にはなります。(なんとか間に合わせています😁) 


まずは、範囲の健康診断から始めましょう!