アホ、としか言いようのない、既存の法律が手直しされ、政治家にとってカネ集めが継続できる新法案に。
こんな抜け道だらけの自分たちのための法案に、無駄な時間を使い、こんな低レベルの議論を国民の代表たちがやっている、この現実に。
賃金以上に物価高で国民の多くが可処分所得が減り、自由に使えるカネが減っているのに、自分たちは何だかんだの理由をつけて、カネを集め、使いまくる。
今の既存の国会議員や地方議員を見てみろ。
改めて、政治の世界に、
世代交代
新陳代謝
を求めたくなったぞ。
60過ぎて世の中を良くしたい、とかいう人たちがいるんだが、
私から言わせると、あなた達より長く生きるであろう若者たちに、国の在り方、地方自治の在り方、を託せよ、と言いたい所だ。
つまり、何もあなたじゃなければ出来ない、という思い込みを捨て去るべきじゃないかね。
本題だが、
本日、参議院で可決された、政治資金規正法改正案。
既に、衆議院では可決されており、衆議院のカーボンコピーと揶揄され、形式ばかりの参議院での可決など、茶番なんだがね。
案の一つに、政党助成金の原資が投入されている政党から各個人に支給される政策活動費。
「10年後に領収書などを公開する」と。
話にもならん、よな。
こんなモノは、毎年、決算だよな。
個人事業主や法人が領収書を取っても、税務調査で経費を否認されるのを分かっているのかね。
イコール、脱税した、とレッテルをはられるんだぞ。
一方で、政治家だったら、領収書さえとれば、全て経費になる、というのはバカらしいわな。
カネの問題を引き起こした張本人たちにとっては、
これでも、選挙に勝つ、と踏んでいるんだろう。
まあ、長く、民主国家をうたっている日本ではあるが、政権交代が起こりにくい一党体制が続いているからな。
「A」がダメなら、「B」を選ぶ。
普通の国だったら、政治家や高級官僚のカネにまつわる汚職が発生した場合は、高い確率で政権交代が必然的に起こるんだがね。
有権者の民度が、今回も試されるのだ。
!!!