取れる所から、むしり取る。
削る努力を怠り、カネが足りなくなったら所得の多い人から取る。
25日、厚生労働省が株などの金融所得を社会保険料の算定に、との報道があった。
既に、自民党に案を説明したようだ。
反対だな、私は。
投資している人は、リスクを取っているからな。
仮に売却益があったとしても利益の約20%は税金だぞ。
損切り、塩漬け、等々、利確できるのはほんの一握り、投資には我慢が必要なんだぞ。
政府が、取れる所から取る、という施策を改めなければ、今後、投資する人の金融資産の海外逃避は進んでいくのではないかね。
それが何を意味するのか。
ますます、日本が貧乏に。
経済が停滞、それに伴い、賃金が上がらず、という悪循環を想定できないのかね、政府は。
社会保険料の財源が足りなければ、一部の人に負担を求める前にやるべきことがあるだろう。
先ずは、歳出削減だ。
負担を求めるのは、歳出削減をやった上で行うべきじゃないのかね。
最後に、取れる所から取る、ことばかり考える政府のことだ。
公的年金だけでは、老後の生活費が賄えない、という理由で、政府が音頭を取って今年1月から始めた新NISA制度。
非課税だから、投資しろ、と政府に言われ、初めて投資を始めた人もいるだろう。
今の所、永久的に非課税(売却時の利確時の約20%が非課税)と謳っているが、これも将来的には、制度を見直します、と言いかねない、ことは考えておくべきだぞ。
!!!