粕屋町議会。

 

3月予算議会。

 

明日、11日(月)から3日間の予定で令和6年度(2024/04/01~2025/03/31)の本予算審議となる。

 

毎年の様に代り映えしない、前例踏襲の予算案となるのだろう。

 

一般会計総予算の内、粕屋町が独自に使途を決められる額は、総予算の約10%。

約90%は、政府・福岡県の施策が下りてくる。

 

つまり、日本の政治制度は、

昔から続く中央集権的手法になる。

 

自由に使える10%においても、政府や福岡県がいう事業をやれば、補助金をやるぞ、という流れの中で、自分たちの街に本当に必要か、他自治体がやっているから自分たちもという必然性がない事業についても補助金に飛びついている事例がある。

 

補助金行政から脱却できない、

自分の街の住民ニーズではなく、他自治体のまねごとをする、

という昔ながらの手法を変えるべきなんだがね。

私も含めた、行政側の意識改革が必要だろう。

 

 

私の中では、都道府県や政令指定都市を除き、それ以外の地方自治体は、政府の下請けであり、独自性を発揮することが殆どゼロに近く、地方自治体に首長や議会を置く必然性はない、と言っておこう。

つまり、首長も、私も含め、地方議員は、必要ですか?ということになる。

 

 

 

さて、地方自治体の本予算主義について。

これは、何処の地方の行政職員も首長も同議員も、本予算主義という考えを根底に持っているようだ。

つまり、今から始まる1年間の事業は、この本予算に全て埋め込むべきだ、

年度途中に新規事業などの補正予算を組むべきではない、という考え。

 

私は、その考えに賛同できんな。

1年間の事業を3月議会で纏めて出せという風習が、前例踏襲的な代り映えしない予算編成になっている原因の一つと考えるからだ。

納税者である住民ニーズが高いにも関わらず、行政側のルールで1年間待て、という風習は時代遅れではないかね。

 

年度途中でも補正予算対応できるのが現実的と考えるがね、私は。

 

 

 

最後に、政府の令和6年度の予算案は、今月2日に衆議院で可決された。

これは、参議院で空転しても、衆議院の優越という制度により、年度内に予算が通ったことになる。

 

今、自民党の国会議員の不祥事が明るみになり、多発しているが、説明責任も果たさないような組織により日本国の1年間の予算が決められていくって、社会として可笑しいぞ、と私は思うがね。

 

公私混同の海外視察という名の懇親旅行、しかり

乱交パーティー、しかり

不倫、しかり

脱税、しかり

明るみになっているだけでもこれだけの材料だ。

あなたが納めた税金が原資になっている、としたら、あなたは許せるかね?

 

こんな輩に税金で飯を食わせてやらねばならない社会。

税金を納めたくないな、私の本心は。

!!!