粕屋町、3月議会。
昨日、私の一般質問を終えた。
今議会が終われば、私の残す任期だが、あと1年となる。
ちらほらとだが、その1年後を見据えて、新しく選挙に立候補しよう、という声も聞こえてきている。
また、現職の議員が若手(女性)を発掘しているような情報も耳にしている。
どの組織でも、組織の活性化には、新しい血が必要だろう。
特に、閉塞感が漂う議会では、なおさらのこと。
誰でも発言できるような八方美人的な人材ではなく、世間的に言いずらいことでも、賛否両論が予想されることでも、批判されるのが分かっていることでも、勇気と度胸をもって発言できる人材がね。
私自身、上記のことが出来なくなった時が政治家としての退場する時だ、と自負しているのだが、これを実践するのは、自分で言うのもなんだが、中々、ストレスを溜めるもんだ。
自分の周りが敵だらけに見えるのが普通で、良くも我ながらに選挙で私に当選させてくれる有権者がいるものだ、と考えたりもする。
まあ、新しい人には、
当選することよりも、
当選した後が大事だ、
と言っておこう。
さて、一般質問では、中学生に対する主権者教育、及び、町が設置する協議会等の人選の質問を行った。
地方自治体での中学生の声が市の施策に反映された事案を例に、町の教育委員会に考えを聞いたのだが・・・。
協議会のメンバーが定年退職者や各種補助金団体への宛職や役場OBが中心になっているが・・・。
最後に、本題だが、本日、このブログでも何度となく言及している、ALS嘱託殺人の判決が京都地裁であった。
懲役18年。
被害者本人が望んだ死。
それを助けた医師。
日本に安楽死や尊厳死の法制化がなされていないことによる不幸な判決、と私は考えている。
法律を作ることが出来る政治家、国会議員の怠慢ではないだろうか。
早く作れ、と言いたい所だ。
自分で自分の死を選択することが悪いことなんだろうか?
苦しまずに死にたい、
家族に迷惑を掛けたくない、
等々、本人の意思と逆行して、生きろ、生き続けろ、という社会が生きやすいのだろうか?
生き続けたい人は今まで通り。
だが、そう考えていない人に対しての人権も認めてやるべきじゃないだろうか。
安楽死や尊厳死の法制化。
日本社会に必要だ、と思うぞ。
!!!