自民党の裏金議員の件。

 

政治倫理審査会(政倫審)が開かれるようだ。

同会は、原則、非公開。

ウソ回答しても、偽証罪に問われることはなく、脱税議員側がグルになり、口裏合わせ、議員以外の誰かをスケープゴートにも出来る、それが政倫審。

結末が想定できるけどな。

 

つまり脱税側のシナリオは、

検察から起訴されなかった私たちは、悪くない、という事ではないかね。

 

さらに、政倫審で説明責任をはたしたから、これで禊は済んだ・一件落着にしたい、思惑があるのでは。

 

 

 

 

さて、自民党の幹部が、政倫審の開催は、本年度予算の成立を踏まえ対応したい、旨の発言があったようだ。

 

何を寝ぼけたことを言っているのだろうかね。

 

脱税側が作った予算の成立を人質に取っているのかね。

政倫審で時間を取り過ぎると予算の成立が遅れ、国民生活に支障が出る、と。

その予算成立遅延の責任は、脱税側を容赦しない野党にある、という思惑を持っている発言なんだろう。

 

古臭い、昭和のメンタリティーで、時代の流れに、ついていけない・柔軟に対応できない人たちには、政治の世界から退場して貰いたいな。

 

 

 

最後に、冒頭の自民党幹部のさらなる発言になるが、政倫審への議員の出席は、本人の申し入れが原則だ、と。

 

違うだろう、この場合は。

脱税を行っていたんだぞ。

本人の意向ではなく、組織として強制的に出席させるべきではないのかね。

 

野党には、脱税側からの、予算成立の遅延を理由に安易な妥協をしないことを期待したい。

予算の成立より、この場合、優先順位は、脱税議員へ罰則を与えることだ。

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