我が粕屋町は、次の国勢調査で人口5万人を突破するのはほぼ確実視され、

それにより、町から市に格上げされる予定である。

(人口5万人が市になる条件の一つ)

 

市になることにより、

今まで町の住民の生活保護を認定する事務作業は福岡県がやっていたが、

市になることにより認定の事務作業の権限を持つ事になる。

 

 

 

さて、本題だが、

群馬県桐生市が生活保護を受給する50代の男性に対して1日1000円ずつ生活保護費を手渡しし、全額支給していなかったとして、群馬司法書士会が市長宛てに21日、運用改善を求める要請書を提出した。

求職活動を支給の条件とし、ハローワークに行ったか確認するため職員の印鑑が押してある書面の提示を窓口で求めていた。

市は男性に渡していなかった13万4180円を支払った。

今後、同司法書士会が訴訟を検討するらしい。

 

との毎日新聞のネット記事がYAHOOに掲載。

一部を引用する。

 

 

一度、保護下におかれると、そこから抜け出すことを故意に躊躇う人も実際にいるわけで、

医療費は完全無料となり、居心地が良いと感じる人もいるわけで、

私は、一括支給ではなく、分割支給の運用に賛同するがね。

 

 

保護下にある人の中には、

ギャンブル依存症、とか、

一気に使う浪費癖のある人、とか、

一括支給することにより、明らかに先々金欠になることは想像できる、けどな。

 

そんな現実を分かっていながら、

一括支給しろ、という意見の方がよっぽど、その人のためにはならんと思うがね。

 

 

 

最後に、この自治体の対応に対し、批判的な意見が多数あるようだが、

逆に私は問いたいな。

 

この自治体ほど、住民から預かった税金を大事に運用していると思わないかね。

事務手続き上は、

一括支給の方が、

時間を含め、労力が削減できるんだがね。

 

しかし、煩わしい労力をかけてでも、

保護下にある本人を就労の場につかせる、保護下から抜け出せるためのプロセスを踏んでいると思うけどな。

 

生活保護費の原資は、税金だ。

あなたが納めているのだ。

自分の税負担を少しでも少なくしたいのであれば、

この様な一つ一つの自治体の取り組みを批判しない方が良いと思うがね。

!!!