昨日、一時的だが、対米ドルに対し、日本円が150円になったな。
海外旅行をされない人にとっては、だから何?という感じだろう。
政治家は、国会議員も地方議員も首長も、殆どが、
財源が厳しい、と言いながら、
自分のカネではなく、人様のカネで・国内や海外に行く。
一応、視察と言う名目で。
しかし、実態は、慰安旅行、と言っても良いだろう。
さて、本題だが、
富山県高岡市の市長含む計6人の海外視察については、以前、このブログで書いたが、
なんと、
航空座席は、
ビジネスクラスらしい。
エコノミーよりも約5倍高い。
さらに、ワザワザ、円安の時に行くという。
エコノミークラスではなく、ビジネスクラスの理由は、
時差ぼけを避けるため、
現地での公務を万全にするため、
と。
私からすれば、いい加減にしろ、に尽きる。
たかだかアメリカ位の飛行時間で疲れる位なら行くな、
政治家になるな、
と進言したいね。
最後に、政治家による視察という名の慰安旅行がなくならないのは、地方自治体の首長が議会となれ合いになっているのが主要な原因だろう。
首長が毎年3月に組む翌年度の本予算案に昭和時代から続く、議員の慣例的視察費を削れば良いだけであるが、日本全国のほぼ100%近い首長がそれをやらない。
議員の方では、
慣例的に予算が付くので、
視察の重要性がなくとも視察と言う名目で何処かに行きたがる、
日帰りとなる近場にはいかず、視察先を複数にしたり、宿泊を伴う視察で日程を組みたがる、
夜、遊べる様に、なるべく都市圏、政令指定都市を視察先に選びたがる、
というふうになる。
コロナと言う外圧により約3年間視察が出来なかったのだが、コロナ明けに、殆どの地方自治体議会で視察が復活したと聞く。
視察が中止になったコロナ期間中、視察が出来なかったことにより、何か地方自治体に不利益が生じたかな?
答えは、NO、だろう。
現代は、ネットを使ったリモートでの情報交換も当たり前だ。
たかだか、他自治体の事業を真似る位ならネットでも十分に情報の入手は可能だ。
百聞は一見に如かず?という反論があるのは承知するが、
話にならんね、私からすれば。
世間では、首長と議会の間にもめ事があれば、批判する者がある様だが、
私から言わせれば、首長が議会と、なあなあの方が問題じゃないかね。
そんな関係であれば、
首長も議員もいらんだろう。
政治家として選ばれる方も問題だが、政治家を選ぶ方も問題だ。
政治家がする慰安旅行に自分のカネが使われている、ということを知るべきだ。
!!!