日本中、何処でも、同じ負担割合で受けられる医療制度。
皆保険は必要ではあるが、この制度を現状維持で残すには、無理がある、と思うぞ私は。
昨日、経団連の某人物が記者会見で、国民皆保険制度の民営化を提言、したようだ。
色々とSNSでは、この提言に対し、批判がある様だが、本来であれば、与野党の国会議員がこの問題に切り込んでいくべきではないかね。
もう、地方自治体の独自の保険制度だけでなく、健康組合等の保険制度も、破綻している・破綻が目前だからね。
例えば、私がいる町の健康保険制度なんて、加入者からの保険料だけで支出を賄えない、赤字決算がずっと続いているぞ。
与野党の国会議員は、この様な現状を知っているくせに、選挙で選ばれてもいない民間議員?にこんな発言をさせたり、
住民受けしない事案は発言しない、という情けなさを何時まで続けるのかね。
政治家が現実の社会問題に逃げてばかり。
そのことが今の日本社会、少子化とか、長く賃金が上がらないとか、を招いているのじゃないかね。
さて、発言したこの人物は、
内閣府が設置する、経済財政諮問会議議員、らしい。
構成メンバーは、
総理大臣
官房長官
総務大臣
財務大臣
経済産業大臣
日銀総裁
それから、4人の民間人。
その民間議員の一人という事だ。
アメリカ政府の考えを忠実に守る人物なんだろう。
どの国にもアメリカ信望者は少なからずいるが、国が守っていくべきモノを他国に売り渡しても何とも思わない思想の持主なんだろう。
明らかな売国行為なんだがね。
こんな人物が日本経済をけん引する組織の一員。
アメリカの代弁者をこの組織に入れること自体、危険極まりない人選と思うぞ。
最後に、国民皆保険制度の民営化は話にならんが、何らかの改革は必要だろう。
この制度を残すのであれば。
高齢になり、安楽死や尊厳死を望む人々に対し、医療を取りやめる制度を作ったり、
寝たきり等になったら死を選択できる制度を作ったり、
そんな選択肢があっていいのじゃないかね。
今後も、
高齢化は進む。
寿命は延びる。
だから、常識的に考えれば、
医療費は増大する。
だから、何も改革をしなければ、
保険料は今まで以上に多く払わなければならない、あなたが。
という現実にどう向き合うかだ。
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