これが日本の選挙期間中の実態だ。

 

昨日の読売新聞オンライン記事がYahooに上がっていた。

 

内容は、

来年2月4日投開票の茨城県守谷市議選(定数20、欠員2)で、同市議会は拡声機を使った選挙運動を公職選挙法に定める時間よりも計4時間短縮することを申し合わせた、

とある。

 

公職選挙法では、選挙期間中は、8時から20時まで拡声器が使える、と謳っているが、それを9時から18時ということらしい。

 

 

 

私がいる粕屋町の選挙でも、同じように拡声器での、自分の名前の連呼行為に、うるさい、と感じている町民が少なからず存在するだろう。

私自身がそう感じているから。

 

我が粕屋町を例にとれば、

人口5万人弱。

面積約14㎢。

殆ど平地で、町役場からどの方向にも、2㎞、いけば他自治体との境界に接する。

 

そんな中で、選挙ともなれば、20台近い選挙カーが、名前の連呼、を繰り返すのだ。

 

拡声器から発せられる内容は、

 

自分の名前、

 

若しくは、

抽象的な公約?

子どもたちのために働きます、

高齢者に優しいまちづくりを作ります、

 

若しくは、

行きかう選挙カー同士で候補者を激励するショー、

 

若しくは、

有難うございます、

頑張ります、

 

等々、

 

いくら公選法で拡声器の使用が認められているといえど、

こんな内容を選挙期間中5日間、朝から晩まで、20台近い選挙カーから聞かされたら溜ったもんじゃなかろう。

騒音被害を垂れ流しておきながら、

町民の為の政治をする、という矛盾。

 

 

 

 

今まで、6回の選挙(そのうち1回は首長選挙)に出ている私。

今まで、一度も選挙カーを出したことはない。

今まで、一度も選挙事務所を設置したことはない。

全ての選挙において、完全一人選挙を実行中。

 

そんな私からすれば、選挙カーからの、名前の連呼行為は、バカらしく真似ようとも思わない。

私自身が騒音と思っている迷惑行為を、幾ら選挙期間中に認められていると言えど、出来るわけなかろうよ。

!!!