粕屋町議会。
今、令和4年度に行った事業の決算審議中だ。
例年代わり映えのしない事業を行い、事業の殆どが、国策として、地方に対し、紐付いた事業である。
特に、福祉の分野は。
本日は、福祉についての課からの決算報告があった。
「町民の福祉の向上」という、誰しも否定できないフレーズで、
もはや、行政が何でもしなければならない社会になったのだろう。
粕屋町は、大きい行政の方向に進んでいる。
私は、逆の立場だが。
この流れは、最終的には、税の負担増を意味するのだが、ね。
大きい行政は、聞こえのエエ政策ではあるが、それは、負担増を受け入れる、がセットであることを忘れてはなるまい。
さて、昨日、経団連から、少子化対策の財源について、消費増税も考慮するべき、との発言があったようだ。
私は、反対だな。
賃金の上昇が物価の上昇に追いついていない状況下で、消費税を上げる、という選択肢が、日本経済にどの様なハレーションを起こすのか想像できないのかね。
一方で、地方議会のあり様を10年以上も見てきた中で言えることだが、財源がないと言いながら、
あれをやれ、
これをやれ、
カネを配れ、
各種団体への補助金を斬るな、
既存事業を見直すな、
等々、
これが地方議会の実態なんだな。
現実的に考えれば、税金が足りない・税金が足りなくなるのは、当たり前である。
最後に、有権者に言いたいのは。
消費税を含め、新たな税負担をしたくないのであれば、
あなたの投票行動を変えるしかあるまい。
友達に頼まれた、とか、
知り合いだから、とか、
町内会の候補者だから、とか、
組織・団体の候補者だとか、
そんな理由で投票行動をしないことだ。
!!!