国も、地方も、最近、良く発信される、
行政サービスの無償化。
本日、大阪府知事・兵庫県知事が、国公立大学の授業料を無償化するよう政府に要望する考えを明らかにしたとの朝日新聞記事を引用する。
私事だが、次女が昨年、大学受験を迎えたが、
確かに、高すぎる入学金と授業料。
次女は、学びたいことがある、という理由で、県外の私立を第一希望に選んだのだが、
親としては、
入学金と授業料と生活費を常に考えていた、国立と比較して。
入学金は、国立も私立もほぼ同額であるが、30万円位だろうか、本当に高すぎる。
交渉の余地はなく、払えと言われれば、払わねばならない。
授業料は、私立は、60万円位の国立の2倍、これも高すぎる。
冒頭の両知事が申し上げてられる提案は、分からないわけではない。
特に、当事者の私からしたら。
しかし、タダ、はいかん。
一般家庭が、何とか払えそうだ、となる、三分の一程度を自己負担に、残りは、税金でカバーする位の施策で良いのではないだろうか。
給食費の無償化、
医療費の無償化、
出産費用の無償化、
などなど、
最近、与党も野党も、保守も革新も、
タダにする、
という発信が目立ちすぎる。
民間なら、
サービスを受けるには、受益者が対価を払わなければならないのに、
何故、行政サービスなら、
タダ、
という論理に行きつくのだろうか。
税金は、納めた分しか使えないのにな。
受益者が応分の負担をする、とう社会ではダメなんかね。
!!!