6月30日は、全国の公務員と議員・首長への夏のボーナス支給日。
一介の田舎の地方議員である私の口座にも、居住地の町から税金から振り込まれていた。
夏のボーナスの内訳は、
総額 561,000円
所得税 111,556円。
差し引き支給額は、
446,444円。
世の中には、時間給で生活しておる人が多数派であり、ボーナスそのものの制度がない企業が沢山あるのを承知している私である。
たまたま、議員としての地位を、選挙で当選と言う形で頂いた私。
報酬に見合った仕事をしている対価、という定義で考えると、予算の大半が政府が決定したことの下請け業務をやっている地方自治体であり、行政サービスが行き届いた日本社会で、地方議員の存在意義は、殆どない、のではないかね。
都道府県議会議員、市町村議会議員の大半は、必要ないだろう、先進国の日本では。
さて、昨日、22年度の国の税収が過去最高、71兆円だったとの報道があった。
税収は過去最高にも限らず、まだ、これからも税金が足りない、と嘆く政治家がいるようだ。
庶民に税金を安くしてあげよう、という発想ではなく、今後も如何にして庶民からカネを取り上げようか、という事を考えている
のだろう。
一度制度化された税金は廃止や見直されることなく、最もな理由をつけて新たな税を作ったりする政治家。
カネがないと言いながら、庶民から集めた税金を自分のカネの様にばら蒔く政治家。
こんな政治家を選び続けているツケは、国民負担率が上がっていく、行きつく先は、自分の首を絞めることに繋がるんだけどな。
最後に、昨年末から続いている物価上昇。
7月から、既に食品等の値上げが告知されている。
例えば、本日、髪切りに出向いた、私の行きつけの散髪屋も値上げだ。
7月から100円値上げ、1200円となる。
物価は上がり、賃金はほんの一部の人には賃上げと言う形になるようだが、大多数の労働者にとっては、賃上げまでには至らないのではないかね。
負担が今まで以上に生活を圧迫するのは間違いないだろう。
私の議会での仕事は、
既存事業の見直し、
受益者負担の原則、
に重点を置いている。
これは、結構、敵を作る。
波風を立てたくない役場職員にも、議員にも、また、影響を受ける利害関係のある既得権益者にも。
誰でも言える、財源を考えない、あれをやれ、これをやれ、は言わない。
議員の仕事。
その対価として報酬がある。
国も地方も、あれを・これも、だけを言う政治家だけを量産している、としか私には思えてならない。
あなたの耳に痛いことを言える政治家がいなくなったら、将来を覚悟せんといかんよ。
高負担を受け入れる社会を。
!!!