粕屋町議会。
年4回ある定例会である、その一つ。
6月議会が終わった。
議案2つに反対した。
行政側にとって、私が反対したことによる影響はゼロ。
すんなりと、可決していく何時もの採決時の光景であった。
反対した一つ目は、
監査委員の報酬アップの件。
監査委員は、
一般から時の首長が選んでくる識見ある代表監査委員、と
議会から選ばれる監査委員、
で構成。
監査制度の充実強化を目的とした地方自治法の改正が2018年4月から改正。
それにより、利害関係のある議会から選任しなくても良い、と明文化。
民間選出の監査委員の報酬増には賛同するが、議会選出の監査委員の報酬は上げる必要なし。
反対理由は、
利害関係のある議会枠を廃止し、なるべく外部監査となるべく、行政と関わりのない人選、行政とシガラミを持たない人選をすることが監査制度の充実強化につながる、と考えるから。
反対した二つ目は、
65歳以上へのお米券を配布するための契約者選定の件。
反対理由は、
財源がないと言いながら、カネを配ったり、モノを配ったり、する習慣を止めるべき。
上記の恩恵を受けない、ただ税金を払うだけの中間層の労働モチベーションを阻害するような政策を続けていると国力が落ちること。
仮に財源があるなら、事務経費が掛からない、既存税を減税するとか、扶養控除を拡大するとか、既存の制度を見直す政策の転換が必要と考えるから。
あと一つ、採決に迷った議案が一つあった。
森林環境税なる新税だ。
令和6年度から、納税者一人当たり1000円が住民税と一緒に徴収される条例の改正。
何だかんだ最もな理由をつけて、減らすことはせず、取ることばかり、の政治。
こんな政治をぶっ壊すために私を選んでくれた町民に対し、私の判断は間違っていた、とも考えている。
賛成票を投じたが・・・。
!!!