木造復元を目指す名古屋城天守のバリアフリー化。

3日、名古屋市主催の市民討論会で差別発言があった、との報道が。

エレベーター(EV)設置を求めた身体障害がある男性に対して他の参加者から。

 

まず、今回の名古屋市の討論会の参加者は、市側が住民基本台帳から無作為に選んだ、とのことであった。

この様な事案では、殆どの地方自治体では、行政側の意に沿った人選をするのが一般的。

 

名古屋市は、市長の意向によるものだろう。

立派だ。

 

 

 

さて、エレベーターの導入を求めた障がい者に対し、他の出席者から差別発言があったとのことだが、確かに差別発言はいけないが、議論の一部を聞く限り、発言の趣旨は、全うなことだ、と私は思うぞ。

 

「エレベーターも電気もない時代に作ったものを再構築するって話なんですよ。その時になぜバリアフリーの話がでるのかなって」

「エレベーターは誰がメンテナンスするの。どの税金でメンテナンスするの。その税金はもったいないと思うけど」

 

市民の意見に対し、あれを言ったらだめ、これを言ったらだめ、という規制を設けるような風潮は、良くない、と私は思うぞ。

そんなことを事前に、前提にするなれば、市民の本当の声は聞かれない、と思うけど。

 

その人の人格を陥れる様な差別発言は言語道断であるが、今回の件で、そこまで目くじらを立てるほどのこととも思えないけど。

言論の自由、表現の自由は保障するべき、と私は思うぞ。

 

 

 

最後に、市長が差別発言を制止できず、申し訳ない、と謝罪された、とあった。

私からすれば、市長の謝罪は、必要かな、という疑問があるけど。

 

市民の発言を制限するような討論会、って何よ。

と思うけど。

!!!