防衛費の増強による、防衛費増税。

 

マスコミが実施する世論調査によると、

 

防衛費の増強は、賛成。

そのための財源を増税に頼ることは、反対。

 

という声が過半数、となっているようだ。

 

 

今回、岸田首相が財源を増税で、と打ち出したことは、2つの点で良かったと思うぞ。

 

一つ目は、有権者の投票行動の変換。

負担のことは一切言わず、あなたの耳に聞こえのエエことばかり言う政治家を信用すると、最終的には、増税と言う請求書が廻ってくるという現実。

 

二つ目は、国会議員と地方議員の新陳代謝。

財源のことは考えず、あれも・これもの政治家を代えていけるんでは。

 

 

 

話はそれるが、地方議員のなり手不足を指摘している声が一部ある様だ。

 

私から言わせると、

地方議会が必要ですか?

地方議員が必要ですか?

なんだよな。

無理して、議員を生産する必要はない、と感じるけどな。

 

 

実際、私が一介の田舎の地方議員として10年近くいる中で、議会審議で感じるのが、

 

与党系も野党系も、

保守系も革新系も、

 

新規に、あれをやれ、これをやれ、

 

ばかり。

 

財源については、議論にもならない状況なんだな。

 

新規事業をやるなら、既存事業を廃止しろ、という提案があれば、耳を傾けるんだけどな、私は。

実際は、新規事業はやれ、既存事業は現状維持、では、常識的に考えれば、財源確保のために何らかの住民負担は出てくるんだけどな。

例えば、今回、首相が打ち出した、増税案。

 

 

 

話は主題に戻る。

私自身は、この度の防衛財源は、歳出削減で捻出するべき、と言う立場だ。

増税? とんでもない。

国債発行? とんでもない。

 

増税したくなければ、有権者は我慢するべきだ、と私は思うぞ。

!!!