先の参議院選挙で初当選を果たした男性議員(76歳)に対し、年金未納額が750万円という週刊誌報道があったな。

 

氏は、「年金はいらないから払わない」と。

 

私自身、自分が納得しないことには、払いたくない、という考えには同感だが、年金については、「年金はいらないけど払います」が正解だ、と思うぞ。

 

将来、働きたくても働くつてがなく、収入がなくなるのは明らかであり、その時に、以前、積み立てた掛け金を戻してもらう年金は必要になるのではないかね。

 

前述の氏の様な考えは、国民の中に一定数存在するだろうが、私は年金制度はあった方が良いし、これに関しては、今まで通り、国民に対し強制加入を続けるべきだ、と考えるぞ。

 

 

 

さて、年金制度を維持することに肯定的な私であるが、今の社会情勢から、制度自体、破綻している、のではないかね。

 

何故なら、寿命が延び、出生数が低下。

つまり、一人の年金生活者を複数人で支えていたのが、今後、一人で支えなければならない可能性も否定できないからだ。

 

現在49歳の私に至っては、将来、自分が積み立てた掛け金だけは、戻してもらいたい、と言う考えであるが、今からの世代にとっては、将来自分に恩恵があるかもわからないような年金の積み立てなんて、税金を取られているような感覚になるんじゃなかろうか。

 

自分が積み立てた年金さえも、将来、回収できるかどうかもわからない社会情勢だからな。

 

 

 

最後に、政府は、年金制度は破綻しない、といっているようだが。

私は真逆の立場だから言うけど。

老後に公的年金だけに頼るのは、危険だぞ、という心構え・準備が必要ではないかね。

 

公助に依存するだけでなく、自分で何らかの対策を持っておくことが現実的だ、と思うぞ。

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