税金で飯を食っている者たちが、国民・住民の知らない所では、何をやっているのか分からないものだ。

 

11日の文集オンライン・ニュースを拝借。

 

内閣官房東京五輪推進本部の事務局長が、公用車でゴルフスクールに通い、高額のレッスンを無料で受けたとする報道。

 

本人は、報道内容について、「事実関係を確認している」らしい。

 

事実を確認するまでもなく、真実は一つ。

やったか、やらなかったか、のどちらかだろう。

小心者のお決まりのフレーズ。

「記憶にない」と記者の質問に答えているようだがね。

 

さて、上記の事例は、一例だろうが、私の議会人として、税金を原資にした浪費を指摘しておく。

全国の地方議会が実施している、宿泊を伴う視察だ。

海外も、国内も、・・・。

私自身、末端の議会人として、この件は、私が所属する議会で毎年の如く発言している。

議会の中では、「相当嫌われているがね」。

 

①必要もないのに毎年予算が付くから行く視察の廃止、

②宿泊をする必要もないのにワザワザ通方に行く視察から、日帰り視察へ変更、

③視察後、視察内容を自分達の自治体に生かさない風習の変換、

 

最後に、人は地位によって変わるものだ。

組織の中に入り、して良いこと、悪いこと、の判断が極端に鈍るのだろう。

与野党問わず。

選挙で当選するまでは、「税金の無駄使いはダメだ」と言っている者たちが、いざ、議会組織の一員になると、昔ながらの悪い風習に流されてしまう。

そんな人たちを多く見てきている私である。

国民・住民にバレた時に反省しているような人たちを選び続けている有権者にも責任の一端はあると思うぞ、私は。

!!!