私は、何人にも、言論の自由を保障すべきだ、と考えている。

 

野党第一党の議員が今年5月、性犯罪に関する刑法改正を話し合う党の会合で、「50歳近くの自分が14歳と性交したら、同意があっても捕まることになる。 それはおかしい」と発言。

その発言の責任なんだろう。

本日、離党届を提出と言う報道があった。

 

確かに、この発言内容は、最悪だ。

私自身、年頃の娘2人が50男と関係を持つ事には、同意できんからね。

 

さて、今回、この発言が公になったおかげで、性交同意年齢、という刑法を初めて知ることになった私である。

私が無知だったのだろう。

現行法では、「性的な行為に同意する能力があると認められる年齢が13歳」。

 

現実離れした法律が存在するものだな。

私自身、二人の娘と生活を共にしており、彼女らの言動を見る限り、13歳で決断できるほどの能力はない、と言い切れるがね。

 

野党第一党の公式見解では、16歳へ引き上げ、とあるが、私は、高校卒業まで、18歳まで引き上げるべきだ、と思うぞ。

 

最後に、言論の自由について。

 

私は、地方議会の端くれ議会人として、色々な議員を見てきている(現在進行形)。

会議の場で、自分の考えを発せず、予定調和で済ませようとする議員が何と多いことか。

人と違ったことを発言したら不味いんじゃないか、とか、自分の思っていることを発言したら有権者に変にみられる、とか。

 

有権者に言いたいのは、自分の考えもビビッて発言できない議員を選び続けて、作って、どうするの?ということ。

 

今回の事案は、SNS上で、発言した者を叩きすぎたのではないかね。

こんな現実を見せられると、アウトサイダーな考えを発することをためらう議員が、さらに出てくると思うけどな。

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