私は、下記の芸人の存在すら知らなかったが、名の売れた有名人だったのだろう。

 

東京五輪の組織委員会は、開閉会式で演出担当を務める予定の芸人(48歳)を、本日、解任。

芸人時代にナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をネタにしていたのが理由。

 

この問題を、政府の一員である防衛副大臣が、ユダヤ系団体に通報していたようだ。

 

団体は、米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」。

世界中の反ユダヤ主義を監視し、ホロコーストの教訓を伝える活動を続けている。

 

団体は1977年に設立。

本部は、米国ロサンゼルス。

団体名は、ナチスの戦争犯罪追及者(ナチ・ハンター)のサイモン・ウィーゼンタール氏から。

 

さて、今回の防衛副大臣の振る舞いに関しては、納得いかんね、私は。

通報する相手が間違っている、だろうに。

自分が、政府の一員という立場である、という認識がなかったのだろう。

 

一自国民の、名の知れた有名人の言動を、他国の、それも民間組織にチクル行為。

それが国民の身を守る防衛副大臣の仕事だろうか。

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