48歳の私。

40歳を機に、公益財団法人の日本尊厳死協会に入会している。

 

写真は、協会の広報誌7月号の表紙。

 

尊厳死の法制化に向け、国会議員で構成される、超党派の議員連盟が今年3月に再スタート。

議員連盟の名称は、

「終末期における本人意思尊重を考える議員連盟」。

170名の与野党の国会議員が参加しているようだ。

 

当協会が初めて国会へ請願したのは、1983年。

それから40年近く、尊厳死の法制化は、進まず。

 

私自身、両親の両親や、両親の兄弟の苦しみながら死んでいった姿を何度となく見ている。

今後も、そのような姿を見続けるだろう。

多くは認知症になり、病院とは言えない異常な空間で、一般社会と隔離されたような施設で死ぬまで生活。

 

私は、血のつながった親近者の死を身近に見て感じたことは、本人の意思と違い、生かされる社会よりも、自分の死は自分で決められる社会の構築が必要だ、と考えている。

 

最後に、尊厳死の法制化が進まないのは、一方で、法制化に反対する人たちもいるから。

私は、生き続けたい人は生き続ける、死にたい人は死を選べる、それぞれが、自分の死を選択できる法制化を願っている。

生きる権利と共に、死ぬ権利を。

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