元なでしこジャパンの選手(27歳)が20日、トランスジェンダーであると公表。

トランスジェンダーは、心と身体の性が一致しない、性別違和を持つ人々のこと。

 

現在、米国リーグで活動している本人曰く、

「日本にいた時はすっごい隠してたんですよね。 世間の目っていうのもあるし、一応、立場上っていうのもあったし」。

 

私自身、二人の娘を持つ親として、考えさせられますね。

今の今まで、二人とも女性と思っていて、将来的には男性と結婚するものと考えていましたが、実は、違う可能性もあるわけで。

実際、二人とは、性同一性障害について、話し合ったこともないしね。

 

さて、本人の様に世間に名の知れた方が公表してくれたお陰で、大きくニュースになり、そこから、色々な行政からの支援が作られていくんだよね。

まさに、本人は、声を上げれない人たちの代弁者だね。

 

私は、ある人の依頼で、以前、私がいる福岡県粕屋町の議会で、一般質問を行っている。

性同一性障害者に対する、中学校の対応につて。

例えば、制服の選択制(ズボン・スカートの自由選択)。

例えば、トイレの確保。

例えば、更衣室の確保。

それに対する、教育委員会の答弁は、全てにおいて、まだまだ、と言う状況なんだろう、と判断せざるを得なかった。

性同一性障害に対する、教育委員会の認識不足、教職員の認識不足、予算をつけていく行政側の認識不足。

 

最後に、今回、本人の告白は、勇気を出して、社会に問題提起をしてくれた、と考えている。

本人たちが、他人の目を気にすることなく、自分らしく生きるために、社会の整備をしていくのは、誰の仕事か?

私のような議員である、政治の仕事だろう。

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