人口5万人未満の福岡県粕屋町の6月議会が本日、閉会。

 

議会は、年4回の定例会が基本。

その定例会の一つが6月議会。

 

6月議会の日数は、7日間(7日間、会議に出席した)。

私の6月の議員報酬は、237,000円。

単純に日割り計算すると、33,857円。

大まかに時給計算すると、5,642円(一日6時間会議に出席したとして)。

 

3月・6月・9月・12月以外の月は、定例議会がないので、会議がなくても、237,000円が報酬に。

つまり、会議に全く出席しなくとも237,000円が貰える制度なんですね。

 

最終的に、私の年間の議員報酬は、約440万円。

ボーナスは年2回、公務員と同等の月数で支給されます。

 

 

本題です。

名古屋市の河村市長。

市議報酬を年間800万円に引き下げる条例案を再び6月議会(6月18日開会)に提出されるようです。

市議の報酬を月額50万円、6月と12月の期末手当をそれぞれ100万円の年間800万円に減額する議案。

 

非常に分かり易い、金額の提示の仕方ですね。

 

名古屋市議の報酬は、制度上は年間1633万円。

しかし、2011年に800万円に引き下げられ、その後2016年に1,455万円に。

 

議会人として正直なことを申し上げるならば、政令都市と言えども、年収800万円は異常に高すぎ。

行政サービスが他国に比べ整備されている日本で、地方議会の役割は殆どない、と言っても良いのかな。

 

実際、日本の行政サービスは、中央集権的に政府が決めたことを、地方が追随する形になっており、地方議会は、単なる、政府が決めた施策と予算の追認機関となっているからね。

 

最後に、まだ、開会もされていない6月議会ではあるのに、河村市長の提案は否決が確実、となっている模様。

 

税金から報酬を貰っている議員本人に、報酬の議論などさせるべきではないな。

 

800万円で何が不満なのよ!

月額1,000万円も貰わないといけない理由は何なのよ!

議員にしがみつくより、自分で独立したり、民間に行ったりして稼いだらどうだ。

800万円稼ぐことがどんなに大変なことが、庶民の生活実態をより把握できるのではないかね。

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