全国20の政令指定都市でつくる指定都市市長会は20日、新型コロナのワクチン接種について、人口が集中する政令市への優先的な供給などを国に要望すると声明を出す。
20名中8名がリモート参加。
という事は、憶測だが、参加しなかった12名は、勝手にしてくれ、とう感覚ではないかね。
そんなことが無理だとわかっていて、ワザワザ声明を出すことに対して。
国への要望書の提出は、市長としての、地元民への「コロナ対策に励んでいますよ」というアピール、パフォーマンスなんだろう。
一つだけ言えることは、この様な市長は、政治家として、もう終わっている。
国に要望する前に、自分の統治する自治体で「コロナ対策に自ら頭を使え」、と言いたいな。
 

さて、我が粕屋町も含め、各自治体で65歳以上の高齢者接種の予約が始まったようだ。
もう既に、高齢者に接種した所もあると聞く。
政府が19日に医療従事者に対するワクチン接種率を公表。
2回接種が基本のファイザー社製のワクチン。
約480万人と言われる医療従事者で、16日までに第1回目の接種が済んだ人は、約120万人。
そのうち2回目の接種が済んだ人は、約72万人。
この様な状況で、優先順位を捻じ曲げてでも高齢者接種に踏み切った政府の方針に対し、申し上げたい。
優先順位が違うだろう、と。
 

最後に、政令都市である福岡市の高島市長は、まともな感覚の持ち主だな。
国の指示通りにしか動けない首長が大半の中で。
20日の会見。
「そもそもワクチンの接種をする医療従事者自身が受けていないという状況は、おかしいと思う。 医療従事者390人に対して高齢者用のワクチンを転用したことを明らかにしました」。
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