ステーションギャラリー | けろっと月を見上げて

けろっと月を見上げて

大野くん、嵐ちゃん、アートやらをのんびりと…

岸田劉生展へ




まだ教科書で見た麗子像しか知らなかった

20代の頃、近代美術館の展覧会で常設展示をフラフラと見ていたら出会ってしまった!



「道路と土手と塀(切通之写生)」

この絵の前で動けなくなってしまった

それから近代美術館に行く度に会いにいくけれど、お出かけしてるのか必ず会えるわけでも無いのよね

今回は絶対会えるからウキウキワクワクで心でスキップで向かうと

いましたね〜離れられないおじさん達が

おばさんも一緒にじーっと見つめます

離れられなーい!

青い空、変形の道、2本の影

熱を感じたり、カラカラに乾いている様な

どうしたもんかな〜とか

道は開けるわ〜とか

ここから長いわ〜とか

もう少しだけ頑張るわ〜とか

とかとか

気持ちと年齢やらなんやらと

見るときの状況で感じ方がぜーんぜん違う

中毒になるスゲー絵!!!

図録ではなく実際の作品の凄さを実感します

だから美術館巡りはやめられないのだ



しりあがり寿レイコちゃんが待っていました




グッズのコラボが笑っちゃう




東京は終わっちゃったけどこの後、山口、名古屋と巡回しますね




ステーションギャラリーの展覧会は面白んですよね〜

ちょっとだけ

ステーションギャラリーを遡ってみますね


メスキータ展




フライヤーにやられて絶対行かなきゃと思っていた展覧会

エッシャーの師匠なんです

モノクロの世界がカッチョ良い

木版画好きなんだなぁ



ルート・ブリュック



女性が多くて予想外に混んでいましたね

前期の作品は詩的で繊細

色彩が深くて美しい

印象的だった「三つ編みの聖母」




写真の限界、色はもっと深くて綺麗なんですよ




これ智くん好きかも〜って思っちゃう



超絶技巧!!新聞紙も全て手描き

写真の様な自画像を毎日毎日描き続けていた

吉村芳生




新聞紙に描かれた自画像が展示されたフロアで、年配のご夫婦の旦那さんが「狂ってるよ狂ってなきゃこんなの描けないよー」

と奥様に言ってたのが聞こえてきて

心の中でなわけね〜よって

これ程精緻で根気のいる製作は真っ当に世の中と向き合ってると思うわ



改装前はもっと残された建物をそのまま使っていた様な気がしたけどなぁ

煉瓦の壁がより作品を際立たせるのよね

随分前になるけどバルデュス


美術館と作品が凄く合っていたので覚えてますね

歪な感じがするけど魅力的



有元利夫

音楽が聞こえる様な気持ちがスーッとなる作品

当時は降る花に感じたのはなんだったんだろうなぁ








先日はバケツをひっくり返したような雨でした

バス停まで向かう途中に雨が酷くなってきて長靴が浸水しそうに(><)

スマホも一斉に鳴ってました

翌日の水が引いたアスファルトの水溜りに逆さまの緑と青空がくっきりと写っていて

…空に落ちそう




天気図をなぞるように続きました

これで終わりになります様にと祈るばかりです