事例 | 加寿利屋“日誌”

加寿利屋“日誌”

こだわり抜いた趣味の呉服

「帯にカビや黄変があるので見て欲しい」とご依頼があり、よくよく見てみると、帯芯からくるカビが表地にも出てしまっていました。

よくある事例です。


帯芯が湿気を吸い、タンスの中でカビが発生し、表地にも広がってしまい、結局、芯の交換と、表地のシミ抜きが必要となってしまいました。




いつもお話をするのですが、よく締める帯であれば先ずこのような事にはなりませんが、あまり締めることがない物は天気のいい日に、陰干しなどで、定期的に空気にふれさせてあげてください。

何もしないと、後で余分な加工代をかけることになってしまいます。

メンテナンスは怠らず、長く愛用していただきたいです!


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