繊維には、動物であったり植物であったり、その他化学繊維であったりと、それぞれの特徴や性質があります。
布つくりには、糸が1番重要で、糸が持つ本来の良さを生かし、生地にしていく。その方法も職人さんのこだわりによって様々です。
生地が持つ本来の性質を最大限に引き出すには、まず、着るものはよく着ること、
布(タオル、布巾、雑巾等)はよく使うこと。
それが1番で、使い手に馴染む頃、布は生かされるのだと思います。糸に呼吸をさせ、元気を与える。
自然の繊維は、最後は土に還る。
そういうものがいい。
最後まで役目を果たしてもらいたい。
いよいよ梅雨の時期が入ります。
湿度は生地にとってもあまり良くありません。
お手入れは、天気のいい日に空気にふれさせるだけでも違いはあります。
生地は大事に、長く長く愛用していただきたいです!
今日は職人の仕事。
お預かりの着物のお直しを…仕上げねば…
汚れにも一点一点同じ物はありません。
糸や染色の奥深さを今日もひしひしと感じており
ます。
お困りごとがあれば必ず専門店に!
何事もお早目にご相談くださいね!
加寿利屋

